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華流のイケメン俳優チャン・チェン来日!

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孫とおじいちゃんじゃありません。
孫とおじいちゃんじゃありません。

 囲碁を愛し、その精神は仙人のごとく清らに真実を求める囲碁界の至宝・呉清源(ごせいげん)を描く伝記映画『呉清源 極みの棋譜』が、日中国交正常化35年にあたる今年11月に公開となる。29日、主演のチャン・チェンティエン・チュアンチュアン監督が来日し記者会見を行った。

 呉を演じたのは、台湾出身で元モデルのチャン・チェン。華流のイケメン俳優として人気のチャンは、アン・リーウォン・カーウァイといった世界を代表とする大物監督らに愛される若手演技派俳優だ。ティエン監督によれば、キャスティングは「容姿が似ていることも理由の1つだが、やはり“縁”」と語ると、チャンも「初対面とは思えないほど親しみを感じました。まさしく監督がおっしゃる“縁”だと思います」という礼儀正しさも魅力だ。

 会見の後半には、特別ゲストとして本作のモデルとなった呉本人がフォトセッションに登壇した。本作の役作りのため、呉に同行していた際、呉氏の孫と間違われた逸話もあるように、主演のチャンと並ぶと、まるで祖父と孫のようだった。

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 作家の川端康成に「天才」と言わしめた呉は、囲碁の才能を見込まれて14歳で来日し20代で日本に帰化、激動の昭和を生き抜いた人物。93歳となった今なお囲碁の研究に余念がないという。囲碁好きのティエン監督が日本ロケの末に完成させた本作には、柄本明などの日本の俳優も多く出演する。昭和30年代、40年代を再現するのは非常に苦労したそうで「もう伝記映画は撮らない」と心境を吐露した監督。当時を表現するため衣装を手掛けたワダ・エミにずいぶん助けられたという。一般的な伝記映画と違い“精神を表現した作品”に仕上げたことについて「現代人はスピリットを持って生きている人が少ないからだ」と述べた。その情感あふれる映像は、まさに極みの世界を堪能できる仕上がりになっている。

『呉清源 極みの棋譜』は11月からシネスイッチ銀座ほかにて全国公開
オフィシャルサイト go-movie.jp

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