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松本人志が北野武に宣戦布告!「勝ちたい!」

第60回カンヌ国際映画祭

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-ご機嫌な松本監督-
-ご機嫌な松本監督- - 写真:中山治美

 第60回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に参加している、映画「大日本人」の松本人志監督が、現地時間20日、記者会見を行い、同じお笑い出身の北野武監督に”宣戦布告”した。

 この日行われた会見は、日本人記者だけでなく地元メディアや映画を観た一般人も参加出来るというもの。超満員となった会見場に入ってきた松本監督は、昨夜のワールドプレミアの反応が上々だったこともあって、終始にこやかな表情。そんな中、韓国人ジャーナリストから「今日も日本のマスコミが大勢来ているが、どうも彼らは北野監督の後継者としてあなたに注目しているようです。期待されることにプレッシャーを感じてますか?」という質問が飛び出した。

 「どうなんでしょうねぇ……」と苦笑いを浮かべつつも、松本監督は「(北野監督を)意識していないと言ったらウソになりますし、リスペクトしています。それだけに、勝ちたいと思ってます」とキッパリ。

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 さらに、「何を持って“勝ち”と判断するのか?」とさらに突っ込まれると、「人それぞれだと思いますけど……、それに関しては今は言いたくないです」と言葉を濁した。

 もっともこれらの発言は、マスコミ向けのリップサービスも多少含まれている様子。この会見が行われる前に松本監督は、映画祭60回記念作品「To Each His Own Cinema」で現地入りしている北野監督を訪問。カンヌの、そして映画監督の大先輩に敬意を表したという。

 松本監督にとっては、初めての国際映画祭参加となったが、「わりと温かく迎えてもらい、しかもフランスのラジオ局の取材を受けたら、ブレなく作品を分かってもらえているのでビックリした。(映画製作に対し)少し欲が出てきましたね」とニンマリ。初監督者を対象に贈られるカメラ・ドール賞についても、「本当に、全然そんなことは考えてなかったけど、周囲があまりにもあおるから、オイオイと(笑)」とまんざらでもない様子だった。

 同賞の結果は、コンペティション部門の授賞式と同じ、現地時間27日に発表される。

第60回カンヌ国際映画祭コンペ作品
cinematoday.jp

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