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松山ケンイチと成海璃子が『神童』でクラシック音楽と格闘!

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成海璃子、松山ケンイチ
成海璃子、松山ケンイチ

 11日、萩生田宏治監督がメガホンを取ったクラシック音楽を扱う映画『神童』の完成披露試写会が行われた。上映前に舞台あいさつが行われ、監督をはじめ、主演の成海璃子松山ケンイチ、そしてピアノ演奏指導だけでなく映画初出演のピアニスト三浦友理枝清塚信也が登壇した。

 原作はさそうあきらによる同名のベストセラー漫画で、神童と呼ばれる少女・成瀬うた(成海璃子)が音楽を通じて菊名和音(松山ケンイチ)や大切な人と出会っていく物語。

 原作を読み、心底感動したという監督は「映画撮影前に近所のピアノ教室に通いました。音楽を通じ人と人が分かり合う、音楽そのものがセリフとなる作品を目指しました。僕自身、クラシック音楽に詳しくないので、通でなくても楽しめる作品です」とアピールした。

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 「ピアノ演奏は難しかった」と語った松山は「先生からベートーベンの“熱情”が弾けるようになるのは20年かかると言われました。1月ごろから練習を始めて、撮影は5月なのに……」と苦笑い。ピアノの指導にあたった清塚は「言葉が邪魔なぐらい、成海さん、松山さんは勘がいい」と絶賛。その松山と清塚は意気投合したのか、フォトセッション中も小突いたりしてジャレあう姿を見せていた。司会者によれば、舞台裏では二人の漫才のような掛け合いが見られたらしい。

 共演の感想をたずねられた成海は、松山について「お芝居に真剣で、尊敬している」とコメント、すると松山は「成海さん相手の芝居は緊張せず、自然に和音になれた」と互いにほめあっていた。

『神童』は2007年春、シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほかで全国ロードショー
公式サイト:shindo-movie.jp

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