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<訂正>30mの巨大な魚介類?の大暴れにオダギリジョーも絶賛!

第59回カンヌ国際映画祭

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『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』より。少女の後方に見えるのが30mの巨大鯖(サバ)
『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』より。少女の後方に見えるのが30mの巨大鯖(サバ)

 カンヌ国際映画祭でとてつもないモンスター映画が公開された。『殺人の追憶』などで世界的にも高い評価を得ているポン・ジュノ監督の『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』だ。モンスターといっても普通のモンスターではない、映画史上初、30mのまるで巨大な“鯖(サバ)”のような魚介類が暴れ回る。

これだけのシチュエーションから想像されるのはとてつもないB級映画だが、『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』は違う。

韓国映画史上5本の指に入るほどの総製作費12億円をかけて巨匠ポン・ジュノが製作したのはもちろん、『ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手がけたWETA社がヴィジュアル・エフェクトを担当しているだけに、魚介類のリアルさはもちろんのこと、ドラマも重厚で号泣必至のA級のエンターテンメント大作だ。

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それを裏付けるかのようにカンヌでの上映後、スタンディングオベーションが起き、その拍手はなかなか鳴りやまなかった。たまたま上映を観ていたオダギリジョーも「とても面白かった!」と大興奮。

ポン・ジュノは、「この映画をひとつのジャンルに決めつけて観ないでほしい。わたしはいつも映画のジャンルというのを壊したいと思っています」と単なるモンスター映画でないことを熱く語っていた。

『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』は9月2日(土)、有楽町スバル座ほか東宝洋画系にて全国公開。

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