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『素粒子』、ミシェル・ウェルベックの原作を映画用に改訂

第56回ベルリン国際映画祭

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 ベルリン映画際で上映される『素粒子』は、原作どおり荒涼とした内容だが、1998年に出版されたミシェル・ウェルベックのベストセラーほど悲観的ではないとクリエイターは語る。「原作のラストは問題解決になっておらず、読者が置き去りにされてしまうようなエンディングだった。映画では使えないと思ったんだ」とオスカー・ローラー監督。しかし、エンディングを変える了解を原作者から得るのに5年間かかったという。映画完成後も作者とは連絡がつかず、改訂されたエンディングの感想は聞いていないらしい。

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