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超厳戒体制! 世界初上映の『宇宙戦争』in六本木

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トム・クルーズにお姫様だっこされるダコタ・ファニングとスティーヴン・スピルバーグ監督
トム・クルーズにお姫様だっこされるダコタ・ファニングとスティーヴン・スピルバーグ監督

 13日は日本の映画業界の記念すべき1日となった。6月29日に世界同時公開される『宇宙戦争』のワールド・プレミアがここ日本からスタートし、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ、そして初来日の天才子役ダコタ・ファニングが記者会見に登場した。

 監督が作品の内容を一切明らかにしない主義を貫いたため、会見前に行われた試写会では世界初公開の映画をいち早く観ようと世界中から映画人が集まり、朝の6時近くから会場前に行列を作った。そこで待ち受けていたのは空港並みのセキュリティ・チェック。荷物は携帯電話も含め一切持ち込み禁止のうえにサイフの中身までチェックする念の入れよう。おまけに「6月29日の公開前に作品に関する評論や感想など一切記事にしないこと」という同意書に記入したうえでないと入場ができない。

 ここまでの徹底した秘密管理に取材陣たちも困惑気味だったが、会見でスピルバーグ監督がその理由を明らかにした。

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 映画を心から愛する監督は「映画自体が物語を語るべきだし、サプライズをなくしてしまったらもったいないよ。マスコミにも公表しなかったのは、みんなに1人の観客として楽しんでもらいたかったからなんだ」と秘密主義の裏には映画を愛する観客への思いやりがあったことを告白した。

一方、ハリウッドの大物2人を押しのけマスコミから注目を浴びていたのは、ダコタ・ファニング11歳だ。すでに華々しいキャリアを築いている子役スターだが、意外にも会見に出席するのは今回が初めて。さぞや緊張しているだろうと、写真撮影時にはトム・クルーズがダコタをくすぐったり、お姫様だっこしたりと気を使っていた。しかし当の本人は笑顔を絶やさず、早口のかわいらしい声で完璧な受け答えをして、会場の大人たちをうならせた。

『宇宙戦争』公式サイト:uchu-sensou.jp
『宇宙戦争』は6月29日より世界同時公開

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