ダニエル・クレイグ版007の恋愛遍歴!ボンドガール総ざらい

今週のクローズアップ

007
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)から6代目ジェームズ・ボンドを務めてきたダニエル・クレイグも、来年4月に世界公開を控える『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって同役を卒業することを発表しています。そこで今週のクローズアップでは、ダニエル演じるボンドと歴代ボンドガールたちの関係を総ざらい! ダニエル版ボンドの集大成といえる『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開に備えましょう。(編集部・市川遥)

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ボンドが本気で愛した女ヴェスパー

ヴェスパー
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ダニエル版ボンドの1作目『007/カジノ・ロワイヤル』は、若きジェームズ・ボンドが本当の意味で“007”になるまでの物語。殺しのライセンスを持つ“00(ダブルオー)”エージェントに昇格したボンドは、世界中のテロリストの資金運用をするル・シッフル(マッツ・ミケルセン)を追い詰めるべく、彼が勝負に現れるというモンテネグロのカジノへと向かうことに。そんなボンドの元に資金係としてイギリスの財務省から派遣されてきたのが、知的かつ妖艶なヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)です。

ヴェスパー
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 一緒に難局を乗り切った二人は心を寄せ合い、ボンドはヴェスパーと生きるために辞表まで出しますが、実は彼女こそがル・シッフルに情報を漏らしていたスパイだったことが判明。しかしボンドを愛するようになったヴェスパーは彼の命を救うために取引をし、自らは謝罪とともに死を選びます。ヴェスパーの愛と裏切りで、ボンドは自らの中の愛を殺して冷徹な“007”となるのです。

ヴェスパー
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 1作目のエンディングから続く2作目『007/慰めの報酬』(2008)は、強がってはいても心はボロボロで、手掛かりとなる敵側の人物を片っ端から殺しまくっていたボンドが、ヴェスパーと自分自身を許し、慰めを見いだすまでの物語です。以降もヴェスパーは“ボンドが本気で愛した女”としてしばしば言及されるなど、シリーズに最大の影響を及ぼしたボンドガールといえるでしょう。

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ボンドに利用され哀れな最期…人妻ソランジュ

ソランジュ
Metro-Goldwyn-Mayer Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 1作目『007/カジノ・ロワイヤル』にはもう一人ボンドガールが登場します。それが、武器商人ディミトリオスの妻ソランジュ(カテリーナ・ムリーノ)です。白馬に乗ってビーチに現れたゴージャスな美女ですが、ボンドは彼女をディミトリオスの計画を知るためだけに誘惑し、情報を得るやさっさと退却。図らずも情報を漏らしてしまったソランジュは不運にも拷問され、遺体は海辺のハンモックに絡まった状態で発見されることになりました。

ボンドとはソウルメイト!復讐に燃えるカミーユ

カミーユ
Sony Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 2作目『007/慰めの報酬』にも2人のボンドガールが登場します。1人目は、白のタンクトップ姿もかっこいい、背中に大きな火傷の痕があるボリビアの諜報員カミーユ(オルガ・キュリレンコ)。彼女がまだ幼い頃、ある将軍が父を射殺、母と姉をレイプした上で絞殺し、家に火をかけたという壮絶な過去を持ち、その将軍への復讐を遂行する過程で、同じく心に傷と復讐心を抱えたボンドと出会うことになります。それ以外にも目的のためなら手段を問わないなどボンドとは通じるところが多く、まさに同志というような存在。ヴェスパーの件で一歩前に踏み出す力をボンドに与えたのも彼女でした。ボンドとのラブシーンがない、異色のボンドガールです。

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ボンドを出迎えたばっかりに…石油漬けのフィールズ

フィールズ
Sony Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 2作目『007/慰めの報酬』に登場する2人目のボンドガールは、イギリス領事館のフィールズ(ジェマ・アータートン)です。ボリビア・ラパスに降り立ったボンドをロンドン行きの飛行機に乗せて帰す役目でしたが、なんやかんやボンドの口車に乗せられて高級ホテルで即ベッドイン。さらにはボンドに誘われ、悪党ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)のパーティーに出席したばっかりに、全身石油まみれ&肺まで石油でいっぱいにされて殺害されてしまいます。フィールズの惨状を目にしたM(ジュディ・デンチ)は「大した魅力ね。女はみんな言いなり」とボンドにチクリ。

助けてくれると言ったのに…見殺しにされたセヴリン

セヴリン
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 3作目『007 スカイフォール』(2012)のボンドガールは、マカオの売春婦で、悪党ラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)に身請けされたセヴリン(ベレニス・マルロー)。ボンドは「怯えている女はわかる。助けてやる」とセヴリンを言いくるめ、彼女のシャワールームに裸で忍び込んだりしてシルヴァの元に案内させましたが、少し前までMI6を離れて酒浸りの生活を送っていたこともあり救出に失敗。セヴリンはあっけなくシルヴァに射殺されてしまいました。

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番外編:Mとマネーペニー

M
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 セヴリンがあまりにもあっけなく死んでしまうため、3作目『007 スカイフォール』の真のボンドガールはMという声も。サイバーテロリストのシルヴァは元々Mの部下で彼女を母のように慕っていましたが、見捨てられたことで激高。Mへの異常な執着心を見せるシルヴァを誘い出すべく、ボンドはMをアストンマーティンDB5の助手席に乗せて故郷スコットランドへと向かいます。終盤はシルヴァとボンドがMを奪い合うような展開で、Mの最期のシーンでは彼女に対するボンドの深い愛情が垣間見えます。

マネーペニー
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 また、3作目『007 スカイフォール』ではMの秘書としておなじみのマネーペニー(ナオミ・ハリス)が初登場。じゃれ合うようなボンドとの大人の駆け引きはハッとするほどセクシーで、新旧の対立を軸にした同作において、古き良きもの(=ボンド)の価値を知る女性として彼の支えになっています。

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ボンドの最後の恋の相手?殺し屋の娘で医者のマドレーヌ

マドレーヌ
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 4作目『007 スペクター』(2015)のボンドガールで、新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも重要な役割を果たすとみられているのが、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)です。オックスフォード大学とソルボンヌ大学で学んだ彼女は、国境なき医師団や高額の診療所で働いてきたドクター。そして、これまでボンドが追ってきた全ての裏にいた犯罪組織「スペクター」で幹部を務めていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘でもあります。殺し屋の娘だけあって、銃の手慣れた扱いでボンドを驚かせる一幕も。「こういう生き方は嫌」というマドレーヌのため、ボンドはMI6を去る決断をしており、彼女が最後の恋の相手となるのかもしれません。

最年長ボンドガール!喪服がセクシーなルチア

ルチア
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 4作目『007 スペクター』には、最年長ボンドガールとして話題になった50歳のルチア(モニカ・ベルッチ)も登場。全身黒の喪服姿がしっとり美しいルチアは、殺し屋の夫の死後、命を狙われた際にボンドに救われたことで彼といい仲に。ボンドは情報を聞き出したらほったらかしではなく、彼女の保護をアメリカ大使館に要請するなど、今までにない気配りを見せています。

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