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MCUフェーズ4を盛り上げる!注目の若手&ベテラン俳優たち

 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもってマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ3は幕を閉じたが、今後展開されるフェーズ4では、また新たなヒーローたちが続々と登場する。キャスティングは順調に進んでおり、これまでよりもさらに豪華な顔ぶれが名を連ねることになっている。ここでは、MCUフェーズ4を盛り上げる俳優たちと演じるキャラクターについて紹介しよう!(文・構成:zash)

フローレンス・ピュー『ブラック・ウィドウ』

フローレンス・ピュー
大作に引っ張りだこのフローレンス・ピュー - Tibrina Hobson / Getty Images for SBIFF

 MCUフェーズ4の幕開けを飾る『ブラック・ウィドウ』(11月5日全国公開)において、ナターシャ・ロマノフと同じくレッド・ルームで訓練を受けていたエレーナ・ベロワが登場する。エレーナを演じるフローレンス・ピューは、2014年に女優デビューを飾り、そのキャリアは未だ浅いものではあるが、リーアム・ニーソン主演の『トレイン・ミッション』やNetflixオリジナル映画『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』などに出演したことで注目を集め、日本でも話題となったスリラー映画『ミッドサマー』でその名を知られるようになった。

 『ブラック・ウィドウ』でフローレンスが演じるエレーナは、原作コミックではブラック・ウィドウの名前を持つ存在であるため、今後のMCUにおける二代目ブラック・ウィドウの役割を果たすのかもしれない。

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リチャード・マッデン『ジ・エターナルズ(原題)』

リチャード・マッデン
エターナルズ最強の戦士に! - Dimitrios Kambouris / Getty Images for TIME

 アベンジャーズに続く、新たなヒーローチームの活躍を描く『ジ・エターナルズ(原題) / The Eternals』(2021年2月12日全米公開)は、MCUフェーズ4において重要な役割を果たす作品であることが予想されているが、そのキャストに関しても目が離せない。エターナルズ最強の戦士の呼び声が高いイカリスにふんするのは、リチャード・マッデン。テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で北の王ロブ・スターク役を務め、その後、ディズニー映画『シンデレラ』やエルトン・ジョンの半生を描いた『ロケットマン』など話題作に続々と出演している。エターナルズのリーダー的存在であるイカリスを、持ち前のカリスマ性と演技力で演じ切ってくれることだろう。

キット・ハリントン『ジ・エターナルズ(原題)』

キット・ハリントン
「ゲースロ」リチャードとの再タッグにも注目! - Dimitrios Kambouris/Getty Images

 『ジ・エターナルズ(原題)』には、他にも目が離せないキャストが目白押しだ。特に注目したいのは、イカリス役のリチャード・マッデンとは「ゲーム・オブ・スローンズ」以来の共演となるキット・ハリントン。彼が演じるデーン・ウィットマンは、別名ブラックナイト。『ジ・エターナルズ(原題)』に登場する他のキャラクターとは異なり、人間であることが特徴だ。原作コミックでは、ドクター・ストレンジらとも深い関係にあるため、今後のMCUにおいても重要キャラクターであることは間違いなさそうだ。「ゲーム・オブ・スローンズ」でのジョン・スノウ役のイメージがあまりにも強いキットが、MCUにどんな影響をもたらすのか。

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シム・リウ『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』

シム・リウ
アジア系スーパーヒーローに抜擢されたシム・リウ - Alberto E. Rodriguez / Getty Images for Disney

 『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題) / Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(2021年5月7日全米公開)は、1973年にアメリカで大ヒットを記録したブルース・リー主演『燃えよドラゴン』の影響から誕生した、マスター・オブ・カンフーの異名を持つアジア系のヒーローの活躍を描く。同作で主人公のシャン・チー役に抜てきされたのが、今年31歳になったシム・リウだ。2012年に俳優デビューを飾り、「96時間 ザ・シリーズ」「エクスパンス -巨獣めざめる-」といったテレビドラマで活躍してきた彼にとっては、このシャン・チー役が初の大役となる。

トニー・レオン『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』

トニー・レオン
トニー・レオンもMCU参戦!- Victor Fraile / Getty Images

 シム演じるシャン・チーの宿敵となるのが、マーベルを代表するヴィラン・マンダリンだ。2013年公開の『アイアンマン3』にも登場しているが、同作でベン・キングスレーが演じていたのは、マンダリンに成り済ましていた人物。そのため、本作で満を持しての本人登場となるわけだ。もともと原作コミックにおけるシャン・チーの宿敵は、実の父親であるフー・マンチューというキャラクターだった。しかし、フー・マンチューはマーベルオリジナルのキャラクターではないため、今回の映画版には登場しないと見られる。父親との戦いというメインテーマを継承するためにも、映画版ではマンダリンがシャン・チーの父親として描かれるのではないか。

 そんな大役を果たすのは、映画『インファナル・アフェア』や『レッドクリフ』などで有名なトニー・レオン。その圧倒的な存在感が、マーベル映画でも存分に発揮されることだろう。

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テヨナ・パリス「ワンダヴィジョン(原題)」

テヨナ・パリス
テヨナふんするモニカ・ランボーは成長した姿で登場! - Marcus Ingram / WireImage / Getty Images

 『アベンジャーズ』シリーズでも活躍したスカーレット・ウィッチとヴィジョンをメインに据えたテレビドラマ「ワンダヴィジョン(原題) / WandaVision」(2020年全米配信)にも、次世代を担うであろうキャラクターが登場。テレビドラマ「マッドメン」や『ビール・ストリートの恋人たち』などに出演するテヨナ・パリスが演じるモニカ・ランボーというキャラクターは、実は原作コミックではキャプテン・マーベルの力を受け継ぐ存在として描かれているのだ。未だ全貌は明らかになっていない作品ではあるが、なんらかの形で現キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースからのバトンタッチが描かれるのかもしれない。

クリスチャン・ベイル『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』

クリスチャン・ベイル
DCとマーベル両方の作品に出演することに! -Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 かつてDC映画で活躍した名優も、MCUフェーズ4よりマーベル映画に参戦。クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマンが共演する『マイティ・ソー』シリーズの4作目『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題) / Thor: Love and Thunder』(2022年2月11日全米公開)に、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』3部作で、バットマンことブルース・ウェインを演じたクリスチャン・ベイルが出演するのだ。役名に関しては明かされていないが、どうやらヴィランを演じることになりそう。これまで役づくりにおける数々の伝説を残してきた名優が、一体どんな演技を魅せてくれるのか非常に楽しみだ。

 ロバート・ダウニー・Jrクリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワースといった多くの名優が活躍してきたMCU。フェーズ4になっても、新たなヒーローの誕生、そして名優たちの名演を楽しめそうだ!

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