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「3年A組」を経て頭角を現した真の演技派、萩原利久

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『アイネクライネナハトムジーク』萩原利久(はぎわら・りく)【第139回:イケメン調査隊】

萩原利久

インタビュー INTERVIEW

Q:映画『アイネクライネナハトムジーク』で演じた久留米和人という役の印象は?

高校生らしさがつまりにつまった役だなと。これまでもいろいろな高校生を演じてきましたが、引きこもりがちだったりちょっと歪んでいたり、わりと陰な役柄が多くて。これまでの中で一番普通っぽい、でも演じたことのない役だったので、高校生を心から楽しみたいなと。それから自転車通学! 高校時代からチャリ通に憧れていたので、密かにそのシーンを楽しみにしていました。恒松祐里さん演じる美緒と坂道を自転車で下ってますが、あれをやりたかったんです!

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萩原利久
映画『アイネクライネナハトムジーク』場面写真より

Q:久留米くんは父親に対して反抗的な態度を取ります。ご自身にもそんな時期はありましたか?

やっぱり男子って、中・高校生くらいで一度はそうした道を通る気がします。人と違うことをしたいと考えたり、自分は大きなことをできるんじゃないかと思ったり。程度はそれぞれでしょうが、僕もそうでした。だからこそ久留米くんは遠い人物像ではなく、共感できました。

Q:映画を観た感想は?

自分が出演している作品を観るときは構えてしまうことが多いのですが、僕が参加するのは後半パートなので、お客さんのような感覚で観られました。すると台本で想像していたより、映画を観て初めて前半とのつながりがわかることが多かったです。映像にすることでシンクロするところがたくさんあって、そこをちゃんと描けるのが映像の強味なのかなと。出ている僕らでも映画を観ていてそうだったので、それは見どころだと思います。

一問一答 PRIVATE

Q:俳優をやろうと思ったきっかけは?

もともとミーハーで、しかも目立ちたがりの小学3年生という感じで(笑)。当時は小島よしおさんが小学生のスーパースターで、学校ではみんながマネしていたんです。だから芸能界に入って小島さんと友達になり、みんなに自慢したい! それがこの仕事を始めるきっかけです(笑)。最初は仕事というよりサッカーや水泳を習うのと同じ、習い事のような感覚でした。

萩原利久

Q:同じ事務所の先輩である菅田将暉さんとの共演が目標だったとか?

いえ、以前に「運命の人」というドラマで共演する機会があって。子役時代って同世代と現場にいることが多かったんです。それで「運命の人」で初めて、大人しかいない現場に入って。ド緊張ですよね。どうしようと思っていたら、菅田くんが緊張をほぐしてくれました。その現場で芝居をする人を自分の目でしっかりと見て、自分もちゃんと芝居をというものをやってみたいという感覚が芽生えたんです。その時点で前の事務所を辞め、どうせなら菅田くんのいるところでやりたいと思って今の事務所に移りました。でも……初めて会ったときに菅田くんは19歳くらいだったので、今の僕より年下!? と思うと、時間が経ってる! 年って、とるものなんですね(笑)。

Q:「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」でがっつりと共演されましたよね?

萩原利久

帝一の國』『あゝ、荒野』でも共演はしていたのですが、なかなか直接やりとりする機会がなくて。「3年A組」は久しぶりにそれができる役でした。ぜいたくな話ですけど、菅田くんと1対1で正面からぶつかっている子がうらやましかったです。役回りとして、自分はできなかったので。

Q:あのドラマは反響が大きかったのでは?

そうですね。小学生がかなり観てくれていたらしくて。「あっ3年A組の犯罪者だ!」と声をかけられたりしました。「惜しい!」みたいな(笑)。小学生にとって、もしかしたらピンとくる話ではなかったかもしれませんが、ちゃんと観てくれているんだなと。反響の大きいドラマという実感は、そういうときに一番ありました。

Q:好きな女の子のタイプは?

エネルギーを持っている子。打ち込むものがあったり、コレと思えるものにちゃんとエネルギーを注いでいる子がいい。それでお互いに高め合えたら最高ですよね。その対象は趣味でも仕事でもいいんですけど。僕、人のエネルギーを見るのが好きで。スポーツ観戦が好きなんです。

Q:以前、舞台の本番より、稽古を見るのが好きだとおっしゃったのはそういう意味で?

そうなんです。菅田くんが舞台で「ロミオとジュリエット」(蜷川幸雄演出)をやったとき、僕は出ていないのに稽古を全部見せてもらいました。高校1年生のときで、ちょうど夏休みとかぶっていて。毎日通って、出演している方と同じ生活をしていました。本番までの稽古を全部見せてもらいましたが、稽古場が見ていて一番面白かったです。アイデアを出したり、一生懸命に熱を注ぎ入れている段階が。

Q:では、理想のデートは?

しゃべるのが好きなので、話すだけでも充分にデートとして成立します。家でも、あと公園が好きなので公園でも。缶蹴りが大好きなんです。今でもやってます。地方へ行ったら、まずスマホでマップを開いて公園を検索します。それで片っ端から見て、「どこに行こう?」と考えます。

Q:好きな公園のタイプは?

自分にとって「いい公園」というのがあって、缶蹴りがしやすいということに重きが置かれてます(笑)。楽しいですよ。

Q:好きな映画を1本挙げるなら?

萩原利久

ウーマンウーマンウーマン』。三河悠冴さんら知り合いが多く出ていたからそう思うのかもしれませんが、お芝居と素の境界線が本気でわからなくて。男の子がただただバカをし続けるのですが、その姿があまりにも彼らの日常を観ているようなんです。もちろんお芝居ですけど、いざあれをやれと言われたら、一番難しいかもしれないなと。本当に面白くて、ずっとゲラゲラ笑っていました。自分も参加してみたかったです。

Q:そうしたお芝居は、ご自身の理想に近いのでしょうか?

お芝居と自然体が共存できるってスゴイことですよね。もしあの役を僕がやったら、きっとあんな風にはならなかったと思うんです。お芝居ってある役柄を演じるのは当たり前ですけど、その中に自分らしさというか、自分だから出る要素みたいなものを絶対に出したい。役柄と自分をどう共存させるか? そこはやっぱり難しいですね。

萩原利久

Q:現在、舞台「お気に召すまま」にも出演中ですね。

舞台、楽しいです! 当たり前ですけどお客さんを目の前にすると、その熱みたいなものを感じるんですよね。同じ舞台に立っても、お客さんがいるときといないときとでは劇場の温度が違う気がする。それで一緒にお芝居をする相手の方にはもちろんですが、お客さんにもお芝居を届けなきゃいけないことをより意識するようになりました。舞台の上だけじゃなく、その向こう側にもちゃんと言葉を伝えたいなと。生のあのエネルギーはいい、やっぱり燃えます(笑)。

Q:俳優としての野望は?

どんな役でもやってみたいです。20代に入ったので、高校生じゃない役も。警察官などの特殊な職業や、自分に無縁だったゾーンに足を踏み入れ、「できない役はないです」と言えるようになりたい。それでさっき言ったお芝居と自然体と、自分ならではの要素と役柄をすり合わせて一つにして発信できるようになりたい。それでエネルギーを出し続ける……やっぱりそこですね(笑)。

取材・文:浅見祥子 写真:高野広美

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インフォメーション MOVIE INFO

『アイネクライネナハトムジーク』

作品写

映画化もされた「重力ピエロ」などの伊坂幸太郎の小説を原作としたラブストーリー。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズなどの三浦春馬が劇的な出会いを待つだけの主人公の青年を演じ、さまざまな人物との物語が展開する。監督は『知らない、ふたり』などの今泉力哉。仙台をはじめ宮城県でロケが行われ、共演に多部未華子原田泰造貫地谷しほり、お笑いコンビ・サンドウィッチマン伊達みきお富澤たけしらが顔をそろえる。

萩原利久プロフィール PROFILE

萩原利久

生年月日:1999年2月28日
出身地:埼玉県
身長:178cm
血液型:A型
趣味・特技:バスケットボール

芸歴:2008年から子役として活躍。最近の主な出演作はドラマ「グッド・ドクター」「あなたには帰る家がある」「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」や、映画『十二人の死にたい子どもたち』『あの日のオルガン』など。映画『恐怖人形』は2019年秋公開。

映画『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日(木)より全国公開

(C) 2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

公式サイトはコチラ>

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