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情けないけどなぜか憎めない男が登場する映画14選

映画に登場するカッコいいリーダーや完全無欠のヒーローなど憧れちゃいますね。しかし中には、容姿もぱっとしなかったり、ちょっと抜けていたり、それでもみんなから愛される、情けないけど憎めないキャラクターの男性が登場する映画14作品を紹介します。

『リービング・ラスベガス』(1995)

酒で仕事も妻も失ったのに自殺行為といえるほど酒を飲み続ける主人公ベン(ニコラス・ケイジ)はまさに情けないのだが、なぜか憎めない哀愁を感じる映画。

ニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジ - Jason Kempin / Getty Images

『リービング・ラスベガス』作品情報

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『ブラス!』 (1996)

マーガレット・サッチャー政権下、閉鎖に追い込まれている炭鉱労働者たちのブラスバンドの物語。中年のおじさんたちの情けなさで、女性陣の強さが際立つ。若き日のユアン・マクレガーも出演している!

『フル・モンティ』(1997)

仕事もなく失業中のダメな男たちがダメなりに頑張るヒューマン・コメディー。子供に「グダグダ言ってないでストリップしてこいよ!」とハッパかけられるロバート・カーライル最高!

フル・モンティ
『フル・モンティ』より - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

『フル・モンティ』作品情報

『ハイ・フィデリティ』 (2000)

中古レコードショップのオーナーで、歴代の彼女に別れた原因を探りに行くような情けない独身男・ロブが主人公! でも、そんな男をジョン・キューザックが演じると魅力的。

ハイ・フィデリティ
『ハイ・フィデリティ』より - Touchstone Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

『ハイ・フィデリティ』作品情報

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『パンチドランク・ラブ』(2002)

ポール・トーマス・アンダーソン監督が手掛ける、どこかおかしなロマンチックコメディー。情緒不安定な青年実業家バリー役のアダム・サンドラーのエキセントリックな演技がすごい。その変人ぶりには目をみはる。

アダム・サンドラー
アダム・サンドラー - Jason Merritt / Getty Images

『パンチドランク・ラブ』作品情報

『酔いどれ詩人になるまえに』(2005)

アメリカ人小説家チャールズ・ブコウスキーの作家志望時代を描いた自伝的小説の映像化。飲んだくれで仕事も続かない、その日暮らしのろくでなし。でも、どこかこんな生き方に憧れてしまう。

酔いどれ詩人になるまえに
『酔いどれ詩人になるまえに』より - Picturehouse / Photofest / ゲッティ イメージズ

『酔いどれ詩人になるまえに』作品情報

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』 (2009)

結婚前の最後の最高な夜を過ごしたはずの男たち。なのに二日酔いで記憶なし&花ムコも失踪! その記憶を辿っていくコメディー。こんなのありえない! なストーリーなのに、笑って笑って最後にほっこり映画に変わるのが面白い。彼らが無事に家族のもとに帰れてよかったとなぜか親心がでてしまうのも不思議。出演はブラッドリー・クーパーエド・ヘルムズザック・ガリフィナーキスなど。

ブラッドリー・クーパー
ブラッドリー・クーパー - Mark Sagliocco / Getty Images

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』作品情報

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『ある日モテ期がやってきた』 (2010)

人生諦め気味男子のカーク(ジェイ・バルチェル)と、偶然出会った美女のモリー(アリス・イヴ)との恋愛を描く。ちょっと情けないけどめちゃくちゃいい奴・カークの恋は応援したくなる!

『ある日モテ期がやってきた』作品情報

『モテキ』 (2011)

森山未來が、ある日突然“モテ期”を迎えたサエないアラサー草食系男子をハマリ役で好演。映画版では長澤まさみ麻生久美子演じる真逆の美女を天秤にかけ、迷走しまくり。「本命」との恋がうまくいかず卑屈になり、ぶざまな失態をさらすが、いつでも切実だけに他人事には思えず、リアルな共感を呼ぶ。

『モテキ』作品情報

『テッド』 (2012)

命を宿したテディベアのテッドと親友のジョン(マーク・ウォールバーグ)が巻き起こす騒動を描いたコメディー。雷が怖くてテッドと一緒に歌うシーンは情けないけど可愛くて大好き!

テッド
マーク・ウォールバーグ - Neilson Barnard / Getty Images Entertainment / Getty Images

『テッド』作品情報

『her/世界でひとつの彼女』 (2013)

妻(ルーニー・マーラ)に去られ、メソメソしている主人公セオドア(ホアキン・フェニックス)の救いになったのは、何と人工知能のサマンサ。声をスカーレット・ヨハンソンが担当しているのがポイントで、実態のない“彼女”を本気で愛してしまうのも納得。

ホアキン・フェニックス
ホアキン・フェニックス - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

『her/世界でひとつの彼女』作品情報

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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 (2014)

元は一世を風靡したスターだったが、今はどん底状態の中年俳優リーガン(マイケル・キートン)。その描写はマイケル・キートン自身の自伝的映画にすら思えてくるシニカルコメディー。

マイケル・キートン
マイケル・キートン - David Livingston / Getty Images

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』作品情報

『アイアムアヒーロー』 (2015)

大泉洋演じる、パッとしない人生を送る漫画家アシスタントが、最後はゾンビ相手にショットガンを連射するヒーローに! 生き延びるため、覚悟を決めて戦う姿は超カッコいい!

『アイアムアヒーロー』作品情報

『アントマン&ワスプ』 (2018)

バツイチで無職の運に見放された冴えない男スコット(ポール・ラッド)が、ひょんなことから完璧すぎるヒロイン“ワスプ”とともに世界を守るための戦いに……。マーベルコミックスの中で、最弱ヒーロー(?)だからこそ共感できる。

『アントマン&ワスプ』作品情報

容姿が良く、自信家で、完璧な人なんてそうそういるものではないですよね。情けないけど憎めないというのは裏を返せば、人間味あふれる人物ともいえるし、そんな母性本能(?)をくすぐるような人ってある意味得しているのかも?

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