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午前10時のトキメキ活動! 映画館で心が潤う名画を観よう!

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 朝は1日の中でもっとも頭がクリアな時間帯! たしかに朝から脳を刺激することで気持ちもスッキリしてその日1日気持ちよく過ごせますよね。そんなわけで私も朝活に挑戦しようと思いたちました! 最近は朝イチからヨガやジョギングなどアクティブ派も多いけど、とはいえ運動も苦手だし、さて何をしようかな……というわけで映画を観ることに決定! 朝の10時から歴史に残る傑作映画を1年に渡って連続上映する「午前十時の映画祭」がずっと気になっていた私。「一度行ったら必ずリピーターになる!」と口コミでの好評が話題を呼んでいるこの映画祭だけど、ラインナップを見てみたら、心がときめくような名画がいっぱい上映されてるじゃないの~~! 公開以来どんなに月日が経とうとも数多くの人たちの心を揺さぶり続けて来た名作映画であれば作品選びに失敗して落ち込むこともないし、主人公たちの生き方やセリフの奥深さから学ぶこともたくさんありそう! これは女子力アゲだわ! というわけで、実際に午前十時の映画祭に行ったので、どんなトキメキに出会えたかお伝えしますね!(取材・文:森田真帆)

充実のカフェメニューに感動! クレープを食べながらフランス映画の主人公になる!

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美味しすぎるメニューを爆買い! 右から時計回りに、八つ橋アイスクレープ、ゆったりしたロビー、ドリンク各種、アップルパイ、ホットドッグ!

 今回お邪魔したのは、TOHOシネマズ日本橋。10時からのプログラムは大体昼過ぎには上映が終わるので、朝起きてからランチタイムまで時間があるときにちょうどいい時間帯かも! 上映が始まるまで、30分ほど時間があったから館内のカフェをのぞいてみるとめっちゃ美味しそうなメニューがいっぱい! 映画館で食べるものといえば、ポップコーンだけだというのは遠い昔の話。これならちょっとお腹が減って映画館に来たとしてもスイーツもたくさんあるし、ゆったりと名画鑑賞を楽しめそう。結局ありえないくらい大量買いしちゃって女友達誘ってこなかったことを大後悔!

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懐かしすぎる~!

<『アメリ』でスウィートにトキめく!>

 甘いクレープを食べながら、パリジェンヌ気分になって楽しんでもらいたいのは2001年に公開されたフランス映画『アメリ。女優・オドレイ・トトゥの不思議ちゃんパワーが全開の本作は、渋谷の小さな映画館が連日立ち見になる程、多くの若者が夢中になった名作です。当時ティーンエイジャーだった人は、今やもう30代? 私も二十歳の時に映画館で『アメリ』を観に行ったのを覚えています! 懐かしいなあ。私のようにもしも子育てに追われるママになっている読者の方がいたら、午前十時の映画上映は本当にありがたい。子供が幼稚園に行ってる間や小学校からお子さんが帰ってくるまでの数時間でリフレッシュできて、独身時代に戻れますよ~。アメリのキュートなヘアスタイルやファッションは今見てもまねしたくなるセンスの良さ。そしてただひたすらポジティブに「幸せ」を求めるアメリのガーリーな魅力、思わずクスッと笑ってしまうユーモアもあの日のままです。昔『アメリ』を観た人はもう一度、そして初めての人はぜひ劇場で小さな幸せが運ぶトキメキを感じてください!

フカフカのシートで、切なさに浸る!

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この高低差がすごいんです!

 昔は、女性一人でお一人様映画鑑賞ってなかなか勇気が必要だったけど、ここ数年で映画館の観客層は随分変わって来ていて一人鑑賞の女性客もどんどん増えているんですって。映画館自体もすごくクリーンだし、どの劇場も座席やスクリーンにすごくこだわっているそう。だから座ってみるとシートもかなりフカフカだしなんだかラグジュアリーな感じがしてお姫様気分で映画を楽しめる! 最近では前の列との間にかなりの高低差を作っている映画館もあるとか! 映画館で泣くのって、ちょっと恥ずかしかったけど、周りを気にせず好きなだけ泣きまくるのも大切ですよね! 

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人生はきらめくような幸せだらけ!

<『ライフ・イズ・ビューティフル』で人目を気にせず大泣きする>

 4月1日から上映される映画『ライフ・イズ・ビューティフル』は、アカデミー賞で主演男優賞、作曲賞を受賞し、カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞した不朽の名作です。一生のうちに一度は観ておくべき映画と言っても過言ではありません。ロベルト・ベニーニが演じるのはユダヤ人のグイド。大好きな女性と結婚して、男の子が生まれ優しくて明るい家族思いなお父さんになります。でも幸せな家族の日々は、第二次世界大戦のユダヤ人迫害が始まったことで大きく変わってしまうのです。とにかく明るいグイドの日常は、後半救いのないユダヤ人収容所での物語に一変します。そこでも明るさを忘れず、常に家族のことを思い続けるグイドの姿には強烈に心を打たれるはず。人は年齢によって映画を観た時の感想が違うとはきっとこの映画を指すのでしょう。親になってから見ると、グイドが自分の命をかけてまで息子を悲しませないように必死になる気持ちに共感でき、公開当時よりもさらに感情移入してしまいます。親になる前は考えもしなかった親の愛の底なしの深さがしんしんと心に染みてきます……ぜひお母さんになったあなたにおすすめしたい! そしてまだ若いあなたにはありふれた日常が一変して、それでも明るく生きる人間のたくましさを感じてほしい。私たちが暮らしている何気ない日々が、この世にひとつだけのとても大切な日々だということを改めて感じることができるはず。映画館を出れば、太陽や人の笑い声、家族の温かさ、日常のあらゆることに喜びとときめきを感じられることでしょう!

美しくよみがえる麗しの名画を、最高画質のデジタル上映で堪能する!

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スクリーンの美しさが抜群すぎて泣けちゃう!

 いい映画ならいくらでも家のテレビやパソコンで楽しめる時代、一番大事なのは「映画館で観ること」の良さを知ること。「デジタルでよみがえる」ってどういうことか、正直素人にはあまりよく分からないですよね? というわけで劇場のマネージャーさんにデジタル上映の良さを聞いてみたところ、「昔の映画館と比べると、まずスクリーンから全く違います。それから昔はなんだかスクリーン全体が暗いということもあったと思いますが、今はスクリーンも明るく、そして何よりも圧倒的に画質がいい。お客様の中にもデジタル上映ってどう違うんですか? と質問される方がいらっしゃるんですが、技術的なことはなかなか難しいですよね。でも皆さん鑑賞後には納得して帰られますよ」と自信たっぷりに答えていただきました。体験してみれば、その差が一目瞭然ってことなんですね。音響設備もスクリーン前方、後方、左右の360度のスピーカーから音が流れてきて臨場感は家のリビングとは大違い。私もその日、午前十時の映画祭を観て帰ったのですが確かに映画自体がとってもきれいに観れる上に、女優さんが本当に美しかったことに感動しました!

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乙女の永遠の憧れヘップバーン!

<美しく蘇るオードリー・ヘップバーンの魅力! 憧れのときめきで女子力も倍増!>

 その昔、ティーンエイジャーだった頃、よく部屋に憧れの女優さんのポスターを貼ってなんとかその人に近づけるよう必死になっていた私。「あんな女性になりたい」「あの気品を身に付けたい」そう思うことによって自分の中の何かが変わるはず! そんな女子の憧れの代表がオードリー・ヘップパーン! 映画が公開されてから50年以上経っているのに、映画『麗しのサブリナ』でのサブリナパンツと呼ばれる細身のくるぶし丈のパンツでのシンプルな着こなしや、『おしゃれ泥棒』での華麗な「ジバンシイ」スタイルは全く色あせることがありません。メイクも髪型も、そして品のある話し方も、一生の憧れ「オードリー」のガールスピリットを映画館でじっくり吸収して女子力をグーンとアップさせましょう!

映画館で名画鑑賞を楽しんでみて……

 映画館といえば、VFXを駆使した最新作や話題作を観に行くことが多かったけれど、実際に観てみるとストーリーが空っぽだったり、高いお金払ったのに面白くなかった! ってがっかりして帰ることも多かった私。今回、実際に午前十時の映画祭に行ってみて『愛と哀しみの果て』という作品を観たのですが、本作は1985年のアカデミー賞で作品賞を始め7部門を受賞した名作。時が流れても多くの人たちから素晴らしい映画と評される映画は、やはり心を揺さぶり、私自身の考え方も変えてくれました。そして何よりも衝撃だったのは、それから数日、何度もその映画を思い出しては、さまざまなことを考えていた自分がいたことです。

 たまたま観たこの作品のヒロインは、正義感が強くて、絶対にブレない信念を持った女性でした。彼女のまっすぐな生き方は、女性としての自分の生き方に大きな影響を与えてくれました。映画館で、名画に身を委ねて、ヒロインや登場人物から生き方を学ぶ。名画を映画館で見ることは、私たちの感受性をさらに豊かにしてくれることでしょう。それは、ごくありふれた私たちの日常にたくさんのときめきを与えるのです!

「午前十時の映画祭8 デジタルで甦る永遠の名作」は4/1(土)より全国56劇場にて毎朝10時開映

公式サイト

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