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長澤まさみ「ありのまま」超え!?ミニオンの会社が“歌アニメ”で本気出した

(C) Universal Studios.

 “ありのまま”の「レット・イット・ゴー」(『アナと雪の女王』)、“前世から君を探し始め”る「前前前世」(『君の名は。』)……そろそろ日本を席巻する次のヒットナンバーが気になる時期になりました。そのヒット候補として、『ミニオンズ』を作ったイルミネーション・エンターテインメントの新作『SING/シング』の曲たちがひそかに支持を集めつつあります。(編集部・井本早紀)

●日本版スカヨハ・長澤まさみの歌がスゴイ!

 イルミネーション・エンターテインメントは、日本でも「I’m so happy~」とミュージックビデオが流行ったファレル・ウィリアムスの曲「Happy」を、『怪盗グルーのミニオン危機一発』の挿入歌として周知させたヒットメイカー。その同社の新作で日本の歌姫として選ばれたのは、最近ミュージカルなどに出演し美声力を発揮している長澤まさみ

 ミュージカルアニメといえば、『アナと雪の女王』が松たか子の美声で話題になったように、キャラクターの吹き替え俳優こそ命。しかも長澤が演じたヤマアラシ・アッシュは、オリジナル版ではハリウッドトップ女優のスカーレット・ヨハンソンが担当したキャラ。つまり「歌ウマ以外はアリえない!」な超メインキャラです。でも長澤はこのキャラで、日本版スカヨハを名乗っていい! というか名乗るべき! てなくらい、めちゃくちゃウマいんです。

誰もが知っているあの曲も!↓

●ハリウッドよ、これが日本の歌唱力だ!

 それに長澤以外の吹き替え版キャストも、ヤバイ歌唱力の持ち主ばかり。というか、MISIA大橋卓弥スキマスイッチ)といった本職の歌手も起用しちゃう本気っぷりです。実際に比較してみても、オリジナル英語版・日本語吹き替え版どちらも遜色ありません。そしてオリジナル版でアニメ声優もしているコメディアンのセス・マクファーレンが歌うなら、こっちは『アラジン』ジーニー役などの山寺宏一をぶつける!! やっぱり山ちゃん、うますぎるんだよなあ……。

山寺宏一 日本語吹き替えver.は↓

セス・マクファーレン オリジナルver.は↓

●歌に込められたドラマ性…熱い応援歌にグッとくる

(C) Universal Studios.

 しかも『SING/シング』で歌うキャラクターたちには、みんなそれぞれに夢があり、それがちょっぴり切なかったりします。倒産寸前の劇場支配人のバスターが起死回生の一手として、開催する歌のオーディションに集まるキャラクターたち。彼らが歌う理由は、有名になりたい、底辺の暮らしから抜け出したい、主婦でも歌が好きだから……一度大きなステージで歌ってみたい。何歳でも「自分を変えてくれる歌の可能性」を信じるのは自由。その思いを胸にキャラクターが歌っているからこそ、すんなり歌詞の内容が入ってきて、グッと胸が熱くなる!

 また曲のチョイスも、アリアナ・グランデテイラー・スウィフトシーア……とセンスバツグンのガチ曲ばかり。さらに人気を博した『アナ雪』の「レット・イット・ゴー」のように、メッセージ性があるオリジナルソングも! その一つが、とある理由でボロボロになったハリネズミのアッシュが自分を奮起させるために歌う、“ありのままの自分”を認めた上で「次はどうするか?」を伝える曲。一緒に「アタシはデキる」と声に出したくなる一曲です。

 テイラーやレディー・ガガの曲を使い、今回の映画のためだけに特別に『SING/シング』が作る圧巻のステージ。“映画”のはずなのに、まるでライブに参加しているような爽快感が得られるはず。

●吹き替え&オリジナル版どちらでも“完璧”な布陣

(C) Universal Studios.

 もちろん吹き替え版だけではなく、オリジナル版の声優も超豪華。なんならオリジナル版はアカデミー賞を受賞したマシュー・マコノヒーリース・ウィザースプーン『キングスマン』以降じわじわときている若手人気俳優タロン・エガートン“聞き逃せない”メンツもズラリ。

 マコノヒー&リース&スカヨハ&タロン&マクファーレン……etc.の字幕版、内村光良&MISIA&長澤&大橋(スキマスイッチ)&山ちゃんらの吹き替え版。アナタは、まずはどちらから観ますか?

<『SING/シング』日本語吹き替え版予告編>

<『SING/シング』字幕版予告編>

映画『SING/シング』は3月17日より全国公開
<公式サイト>

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