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イケメン調査隊

第74回『魔女の宅急便』広田亮平

イケメン発掘調査隊

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イケメン調査隊Vol.74
子役から若手実力派俳優へ はにかんだ笑顔が魅力のシャイボーイ

<インタビュー>

Q:アニメ版の『魔女の宅急便』のキャラクターとは少し異なる実写版のとんぼでしたが、どうアプローチしようと心掛けたのでしょうか。
スタジオジブリでアニメ化されたとんぼを知っている方が多いと思うので、そのイメージを自分なりのとんぼにしていくのは難しかったです。でも、逆にゼロから作ることができるから、楽しい部分もありました。キキ(小芝風花)と2人で芝居や動きを相談して考えることもあったし、お互いの意見を言い合うこともありました。あ、僕たちは普段から「キキ」「とんぼ」って役名で呼び合っていたんです。その方が役にも入っていきやすかったので。

Q:清水崇監督からは、結構追い込まれたとか?
台本のセリフは気にしないでいいから自分なりにやってほしいと言われて、いろいろなパターンのお芝居をやってみました。もちろん、監督も「こう動いてみれば」とか、ヒントは出してくれるんですけど、そこから先を考えるのは自分でした。その場で新しいものを考えて出すことを繰り返していると、演技の選択肢が広がっていくんです。すごくいい経験になりました。

Q:物語の舞台となるコリコの町並みが、とてもきれいでしたね。
小豆島での撮影が多かったんですけど、ものすごくいいところで、あちこちで写真を撮りまくってしまいました。撮影の合間に、スタッフさんたちと観光スポットのエンジェルロード(干潮時に海の中から現れる砂の道)に行ったり、ホテルの前で花火大会をしたり、楽しい思い出がたくさんできました。小豆島にセットを組んで撮影したとんぼの人力飛行機の基地も、細かいところに設計図が書いてあったりして、「これ、とんぼが作ったんだなー」と思ったら感動しちゃいました。

Q:キキがボートに仔カバととんぼを乗せて大嵐の海を飛ぶシーンは、撮影もかなり大変だったそうですね?
グリーンバックでの撮影だったから、想像力を働かせることしかできなかったんです。監督がメガホンで「いま雷が鳴った!」「もっと揺れて!」とか言ってくれるんですけど、僕は嵐の海をボート内で経験したことがないし、たぶんこれからもそんな経験はしないだろうし……(苦笑)。大声を出して喉も枯れて、結構大変でした。撮影中は、ボートを下から揺らされたり、水をガンガン吹きかけられたりしていたんですが、カットがかかるたびにスタッフさんが「大丈夫?」ってタオルを持ってきてくれるんです。スタッフさんの方が濡れていたりするので、逆に心配になってしまいました。

Q:とんぼの弟妹役を演じた子どもたちを見ていて、かつて子役だったときの自分が重なったりしませんでしたか?
共演した子たちはみんなヤンチャでしたねえ。僕も小さいころは、周りからこう見られていたんだなあと思いました。昔は何も考えずに現場ではしゃぎ回って、汗をかいてメイクさんによく怒られたりしていました(笑)。今は兄貴的な立場になったので、みんなの面倒を見なければいけないなっていう使命感が出てきました。

<一問一答>


Q:最初にお芝居をしたときの思い出は?
記憶に残っているのは5歳のときです。子ども用のビデオの撮影で、大きいメロンに追い掛けられて「ウワー」って叫んでいた思い出があります。当時は自分が何をしているのかよくわかっていなかったと思いますけど(笑)。

Q:遊びたい盛りのころは、仕事がつらくなってしまったこともあったのでは?
小さいころは、学校の行事に行けなくてショックだったこともあったんですけど、最近は、あのとき行けなかったからこそ、今こうしてお芝居ができるんだって思うようになりました。

Q:お芝居をやっていて一番うれしいのはどんなときですか?
作品を観てくださった人に「良かった」と言っていただけるのもうれしいんですけど、スタッフさんや俳優の先輩方にお芝居を褒めてもらえたときが最高にうれしいです。

Q:いろいろな俳優さんと共演していますが、目標としている方といえば?
香川照之さんが好きです。昔、「救命病棟24時」というドラマで共演させてもらったんです。お母さんから「香川さんと共演なんてスゴイね!」って言われて、そのころはどんなにスゴイことなのか理解できていなかったんですけど、今思えば本当にスゴイ(笑)。映画などで拝見するたびに、自分も香川さんみたいにどんな役でも表現できるようになりたいなと思います。

Q:好きな映画を教えてください。
『サマータイムマシン・ブルース』『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』『キサラギ』が好きです。どの作品も、後からどんどん謎が解けていって、最後にスカッとするところがいいんですよね。自分の心の声が周りに聞こえてしまう『サトラレ~』は、観た後に僕もそうだったらどうしようって、真剣に考えました。授業中も「誰かに聞こえているのでは!?」って、キョロキョロしちゃいました(笑)。

Q:好きな女の子のタイプは?
おっとりしていて落ち着いた性格の人がいいです。自分も物静かなタイプなので、一緒にいて落ち着ける人がいいですね。

Q:デートするならどんな場所に行きたいですか?
どこだろう? 二人でいればどこでも楽しいと思うので、ディズニーランドとか、有名なデートスポットに行きたいです。

Q:女の子に告白したことはありますか?
1回だけあります。緊張しちゃってガチガチでした。

Q:意外と恋愛には積極的なタイプ?
全然積極的じゃないです。好きな気持ちを態度に出すこともできないです。あー、こーゆう話って恥ずかしいなあ(笑)。

Q:飛ぶことを夢見たとんぼのように、何かを信じて頑張った経験はありますか?
趣味でギターをやっていて、今も頑張って練習しています。バンドも組んでいるので、演奏するときは照れくさい気持ちを吹っ切って、思いっきりやるようにしています。自分を出す機会でもあるので。

Q:どんな曲を練習中なんですか?
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とかサカナクションとか。邦楽ロックです。

Q:では、将来的にバンドでデビューなんてこともありそう?
そんな! CDで自分の曲を聞くなんて、恥ずかしくて考えられないですよ! 楽しいからやっているだけです。

Q:役者さんの発言とは思えないんですけど(笑)。
実は、自分の演技も恥ずかしくて見られないんです。今回の作品も、試写室で「うわ、自分が出てるよー」って緊張しちゃって。小さいころの映像はまだ冷静に見られるんですけど、今の自分はキツイです(笑)。

Q:今後はどんな役に挑戦したいですか?
今は自分の性格に近い静かな役が多いので、いつかはコメディーなんかにも挑戦したいです。例えば、三谷幸喜さんの作品などで、はっちゃけた役をやれたらいいなと思います。

 
取材・文:斉藤由紀子 写真:奥山智明

作品情報

『魔女の宅急便』

映画『魔女の宅急便』は3月1日より全国公開
作品情報はこちら
オフィシャルサイト
コピーライト:
(C) 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ

広田亮平

生年月日 :1996年12月4日
出 身  :神奈川県
身 長  :168cm
血液型  :A型
特 技  :テニス、ギター

芸歴:
4歳のころから芝居を始め、2003年にNHK朝の連続テレビ小説「こころ」に出演。その後、ドラマだけでなく映画『涙そうそう』『マリと子犬の物語』『GOEMON』など、数々の作品に出演をしている。2014年、人気ファンタジー作品『魔女の宅急便』の実写映画で、人力飛行機で空を飛ぶことを夢見る少年とんぼ役に大抜てきされ、今後の飛躍に期待が集まっている。

<映画>
■2004年
『ULTRAMAN』
■2006年
『涙そうそう』
■2007年
『マリと子犬の物語』
■2008年
『あの空をおぼえてる』
『山のあなた 徳市の恋』
■2009年
『GOEMON』
『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
■2010年
『きな子~見習い警察犬の物語~』
『あまっちょろいラブソング』
■2013年
『おしん』
■2014年
『魔女の宅急便』

<ドラマ>
■2003年
「こころ」(NHK)
■2004年
「君が想い出になる前に」(フジテレビ)
■2005年
「救命病棟24時(第3期)」(フジテレビ)
「エンジン」(フジテレビ)
「理想の生活」(NHK)
「ブラザー☆ビート」(TBS)
■2006年
「おかしなふたり」(フジテレビ)
「功名が辻」(NHK)
■2007年
「佐賀のがばいばあちゃん」(フジテレビ)
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(フジテレビ)
■2008年
「CHANGE」(フジテレビ)
■2009年
「トライアングル」(フジテレビ)
■2011年
「鈴木先生」(テレビ東京)
■2013年
「幽かな彼女」(フジテレビ)

<ファンレターの宛先>
〒150-0001
渋谷区神宮前6-31-15 M31 B-301
(株)舞プロモーション 広田亮平宛

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