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JO1豆原一成、メンバーの存在は「心の安心」

左から川尻蓮、豆原一成、岡村隆史、川西拓実、木全翔也
左から川尻蓮、豆原一成、岡村隆史、川西拓実、木全翔也 - (C) 「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

 オムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(公開中)で映画初出演を果たしたグローバルボーイズグループJO1豆原一成。緊張したという本作の撮影では、共演したメンバーの川尻蓮川西拓実木全翔也のおかげで「心から安心した」と語った。

JO1豆原一成がストーカー役!?『半径1メートルの君』場面カット

 本作は、8組24名の俳優、吉本タレント、クリエイターによる各話約10分のショートストーリーからなる作品。豆原は、中年サラリーマンと男子学生が織り成す会話劇『本日は、お日柄もよく』に出演。中年サラリーマン・昇役をナインティナイン岡村隆史、男子学生・弘樹役を豆原が担っている。

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 本作の撮影は昨年11月に行われたが、同時期はJO1としての活動も多忙を極めていた。豆原は、「やらなきゃいけないことがたくさんあるなかでのセリフ覚えというのは『きついな』という部分もあった」と苦労を明かす。そんななか、映画への出演が決まったときに応援してくれたメンバーが支えとなった。「リーダーの與那城奨くんとかが協力してくれて。岡村さんの役を奨くんがやってくれたり、奨くんの部屋で2人で練習したこともありました。JO1の活動の合間も台本を覚えて……メイク中も頑張って練習していました」

 もう一つ支えとなったのは、同作に出演しているメンバーの川尻、川西、木全の存在だ。「メンバーとのシーンはクランクインしてすぐ撮ったのですが、僕がものすごい緊張していて。そこにいてくれるというのは、心から安心しました。『ありがとう』という感じです」としみじみ。「僕はグループの最年少ということもあって、JO1での仕事のときは割とメンバーに頼る部分が多いんです。今回もメンバーがいましたが、最初のシーンの撮影だけだったので……。自分一人の仕事とJO1の仕事はやっぱり気の持ちようが違いました」と振り返る。

 「メンバーがいないシーンでは、自分一人でどんどんやっていかないと! と考えたりもしたのですが、岡村さんもいてくださったのでそれもちょっと違うかなと。次回はスタッフの方にも頼っていけるようにしていきたいです」と本作を通じて見えてきたものがあった様子。

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 今後については、「学園モノ、青春モノをやってみたい」と俳優としての目標を掲げる。「セカンドシングル『STARGAZER』のリード曲『OH-EH-OH』のミュージックビデオではヤンキーのコンセプトでやらせていただいたのですが、メンバー11人でいつか青春モノをやってみたい。1人の女性を11人が取り合うみたいな、面白いラブストーリーをやってみたいです(笑)」と提案。「みんな個性が強いので、いろんな役になれると思うのですが、僕は普通の……好青年という立ち位置が一番いいのかな(笑)。クラスにいる普通の学生がいいです(笑)」と嬉しそうに語り、「メンバーの白岩瑠姫くんが、すごくビジュアルもかっこよくて、すごくしゃべりがうまいので、演技も器用にこなせるのではないかな」と演技に向いているメンバーを分析していた。

 そんな豆原が共演してみたい人を聞くと、俳優の山崎賢人の名前を挙げた。「俳優さんのなかでも特に好きな方です。いつか共演させていただきたい。お会いしてみたい方です」と笑顔を見せる。映画初出演にあたり、さまざまな作品を観た豆原は、「それぞれの役がどういう心境なんだろうな、と考えながら観ました。『半径1メートルの君』とは全然違うのですが、個人的には山崎賢人さん主演の『今際の国のアリス』(Netflix)が特に面白くて。こんなにすごい俳優さんたちが出演している作品を観て、演技ってすごいんだなとあらためて感じました」と刺激を受けたそうだ。

 また、映画の公開日には、豆原の映画初出演を祝うコメントがSNS上に殺到するなど話題に。豆原自身もその反響を知っているようで「家族や親せきが観てくれて。SNSでも『初演技よかった』と言ってくれる方が多くて。すごく自信に繋がりました。今後ももっともっと演技をやっていきたい」と目を輝かせていた。(編集部・梅山富美子)

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