『ミッション：インポッシブル』『クワイエット・プレイス』新作、米国で公開45日後に配信へ
米メディア大手バイアコムCBSが、同社傘下の米パラマウント・ピクチャーズが製作する、『ミッション：インポッシブル』『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作などの映画作品を、劇場公開の30日から45日後に、動画配信サービスParamount+（パラマウントプラス）で配信すると発表した。
配信作品の区別について、Varietyでは、『ミッション：インポッシブル』のような大作を公開から45日後に、そのほかの作品を30日後に配信すると、米パラマウントCEOのジム・ジアノプス氏が、投資家向けのプレゼンテーション内で発表したと報じている。
トム・クルーズが主演を務める『ミッション：インポッシブル』第7弾は11月19日、大ヒットSFスリラーの第2弾『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は9月17日の全米公開を予定しており、アメリカでは公開から1か月半ほど経てば家庭で視聴できることになる。
Paramount+は、北米で現地時間3月4日にローンチ予定。米ワーナー・ブラザースは、2021年公開の新作映画全てを、アメリカでは劇場公開と同時に「HBO Max」で配信すると発表したが、パラマウントは劇場を優先するようだ。また同時に、人気ホラー『パラノーマル・アクティビティ』『ペット・セメタリー』の新作などを配信向けに製作する予定。また今後も、『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』、『トップガン マーヴェリック』、『ソニック・ザ・ムービー』の続編といった新作が、劇場公開後やケーブルテレビでの有料放送開始後にラインナップされる予定だという。（編集部・入倉功一）
