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小説「Falling」映像化権、ハリウッド14社超で争奪戦

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画像はイメージ - iStock / Getty Images

 客室乗務員だったT.J・ニューマンのデビュー小説「Falling」の映像化権をめぐって、ハリウッドの14社以上の間で争奪戦になっていると The Hollywood Reporter が報じた。

 「Falling」は、ロサンゼルスからニューヨークに向かう乗客140人を乗せたフライトの離陸30分前に、家族の誘拐を言い渡されたパイロットが、飛行機を墜落させるよう命令されるというもの。物語の多くが空中で展開される中、地上ではFBIの捜査官が捜査していく。

 「35,000フィート(1万668メートル)の『スピード』」と呼ばれているという同小説の映像化権を、ハリウッドの大手スタジオ、テレビ局、配信サービス会社、トップレベルのフィルムメイカーの制作会社などが狙っているそうで、すでに、あるスタジオから映画のオファーと、あるテレビ局からリミテッドシリーズのオファーがあったという。

 ニューマンは2月4日に出版社サイモン&シュースターの新たな部門、Avid Reader Press と2冊の本の契約を結び、その額は1億円以上であることが伝えられた。今年の7月まで出版されないが、すでにニューマンは2作目の作品に取り掛かっているようで、客室乗務員の仕事も辞めたそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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