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「麒麟がくる」信長の最期…染谷将太「相手が光秀という歓喜と興奮」

最終回「本能寺の変」で染谷将太が演じた織田信長
最終回「本能寺の変」で染谷将太が演じた織田信長 - (C)NHK

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が7日に最終回を迎え、翌8日にキャストからのラストメッセージが番組公式サイトで一挙公開された。織田信長役を務め上げた染谷将太は、人々の感動を呼んだ本能寺のシーンについて振り返っている。

【画像】攻めてきたのが光秀であったことへの喜び、悲しさ、切なさ…

 共に大きな国を作ろうと、一種の友情関係の下で突き進んできた信長と明智光秀(長谷川博己)。しかし最終的に二人の関係は、信長のもとでは平和な世は来ないと悟った光秀が信長を討たざるを得なくなるという、悲しい運命をたどる。

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 染谷は「本能寺のシーンでは、攻めてきたのが光秀であったことへの喜び、悲しさ、切なさが入り混じった複雑な感情が巻き起こりました。そして、安堵(あんど)。やっと、自分が自分から解放される。『織田信長』という亡霊から解放されるという安堵です。だったらもう、最期の戦を思いっきり楽しもう、と」と信長の思いを代弁。「最期のときは、相手が光秀という歓喜と興奮に包まれていたように思います」と物語の軸となった二人の関係について語った。

 1年半にわたって演じてきた信長との別れには、興奮とともに切なさも感じたという染谷。今はやっと普段の生活が戻ってきた感じがしているといい、「撮影時はもちろん、撮影を離れていても、どこか頭の片隅でいつも信長がぐるぐる回っている感覚がありました。そんな異質な時間から得たものは、間違いなく自分の宝です。長谷川博己さんをはじめ、『麒麟がくる』の共演者、スタッフのみなさん、そして作品を楽しんでくれたみなさん、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えた。

 「麒麟がくる」の総合テレビでの最終回の視聴率は18.4%で、コロナ禍による放送中断など苦難が続いたが、有終の美を飾っている。(編集部・市川遥)

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