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「教場II」木村拓哉&200期生徒が集結 亡きスタッフに「撮ったぞ!」

木村拓哉ら「教場II」キャスト - 矢本悠馬(右上)は撮影時欠席だっため合成
木村拓哉ら「教場II」キャスト - 矢本悠馬(右上)は撮影時欠席だっため合成 - (C)フジテレビ

 木村拓哉が主演を務めるSPドラマ「教場II」(フジテレビ系)が、2021年1月3日と4日よる9時から二夜連続で放送される。オンエアを前に、木村をはじめ、生徒役の濱田岳上白石萌歌福原遥杉野遥亮眞栄田郷敦岡崎紗絵戸塚純貴高月彩良樋口日奈が集結。木村は、今年4月に急逝した前作プロデューサー・西坂瑞城さんに向けて「西坂、撮ったぞ!」と力強く撮影終了を報告した。

【画像】変貌ぶりがスゴい!木村拓哉の白髪・義眼姿

 本作は、作家・長岡弘樹の警察小説シリーズを原作に、フジテレビ開局60周年特別企画として製作されたSPドラマの第2弾。前作は、警察学校が誇る“最恐”の鬼教官・風間公親(木村)の下に集った生徒たちが、教場で巻き起こる事件を乗り越え、卒業していくまでが語られた。

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 本作で白髪・義眼姿の教官役という新境地を築いた木村は、「まず、あのものすごくおもしろい原作のどこを切り取るのかということから始まり、中江(功)監督と脚本の君塚(良一)さんが、研ぎ澄ました感覚でエピソードを選んでくださるので、柔軟な頭にして応えていかないと、と準備していました」とコメント。風間を再演したことについて、「風間の立場や目線を持ちながらではあるんですけど、それだけだと偏った表現にしかならないので、客観視できる目線を自分の中にも持っておくというのは今作で意識した点でした。言ってみれば、共演者とのセッションで、自分はどこでどれくらい強く弾くのがいいのか、どういうリズムを取るのがいいのか、俯瞰の目で見ることを大事にしつつ、本番で演じている間は、その目線をなくして風間というパートを全力でやる。今回の『教場II』はそれが非常にバランスよくできた作品になったんじゃないかなと思っています」と手応えをのぞかせた。

 コロナ禍で撮影が難航するなか、全員が真剣に取り組んだ本作の撮影。志の高い中江監督は何度もNGを出したというが、木村は「でもそれは彼、彼女の『もう1回』ではなくて、そのシーンにおける『もう1回』で。僕も、彼ら彼女らに『あなたの“もう1回”ではなくて、このシーンの“もう1回”だから』ということを生徒役のみなさんに伝えて、みんなで乗り越えていきました」と説明。「こうやって1つの作品の撮影を一緒に共同作業させていただくと、一緒にやってくれたみんなのことをちょっとひいきめに見てしまうというか。自分が教官として送り出すみんななんだなと、今実際にそういう思いになれています。みんな、本当にがんばっていました」と苦楽を共にしたキャスト陣を称賛した。 

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 本作では、濱田らが演じる200期の生徒をはじめ、重岡大毅らがふんする199期生、さらに前作で登場した198期生が少しずつ関わり合っていく。木村は「198期、199期、200期と、対峙(たいじ)する面々が変わると、出来上がってくる空間もやっぱり違うものになる。“前作を凌駕(りょうが)する、しない”は、見てくださった人たちにジャッジしてもらうことだと思っていますが、同じ教場は教場でも、流れる時間や、そこで生まれる空気が全く違った作品になっているので、また違う形で楽しめるのではないかなと思っています」と新たな物語に期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

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