『スター・ウォーズ』ボバ・フェットの単独ドラマシリーズが正式発表
米ディズニーは、映画『スター・ウォーズ』の実写ドラマ「マンダロリアン」にも登場した人気キャラクター、ボバ・フェットの単独シリーズ「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット（原題） / The Book of Boba Fett」の制作を正式発表した。（以下、「マンダロリアン」シーズン2の内容に一部触れています）
ボバ・フェットは、『スター・ウォーズ』旧三部作に登場した銀河きっての賞金稼ぎ。『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還』（1983）におけるハン・ソロたちとの戦いで死んだと思われていたが、「マンダロリアン」シーズン2で生きていたことが明かされ、その活躍は多くのファンの喝采を呼んだ。ボバ役は、『スター・ウォーズ エピソード2／クローンの攻撃』（2002）でジャンゴ・フェットを演じたテムエラ・モリソンが務めている。
先日配信された「マンダロリアン」シーズン2の最終話では、多くのサプライズと共に、「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット（原題）」のタイトルをアナウンス。番組内の発表では、それが「マンダロリアン」シーズン3の一部なのか、単独シリーズなのかが判明していなかったが、米ディズニーの公式Twitterにて、本作が新たなオリジナルシリーズとして2021年12月に配信されることが正式発表された。
ボバ役のテムエラに加え、彼と行動を共にするフェネック役のミンナ・ウェンが出演。「マンダロリアン」のジョン・ファブローとデイヴ・フィローニに加え、シーズン2に監督として参加したロバート・ロドリゲスが製作総指揮に名を連ねる。
現地時間21日に、アメリカの人気番組「グッド ・モーニング・アメリカ」に出演したファブローも、同作が「マンダロリアン」のシーズン3とは別物だと断言。現在撮影が行われており、その後でシーズン3に取り掛かるという。
また、「マンダロリアン」シーズン2の最終話では、ファンに衝撃をもって迎えられたサプライズゲストも話題に。ファブローは「ここ最近、秘密を守っておくのはとても難しい。特に『スター・ウォーズ』の場合はね。僕らも、配信の直前まで、サプライズカメオの情報が漏れてしまうんじゃないかと戦々恐々としていたよ」と語っている。（編集部・入倉功一）
