ディカプリオと『ムーンライト』監督がタッグ

　アカデミー賞作品賞を受賞した映画『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督とレオナルド・ディカプリオが、Netflixのもと、第87回アカデミー賞にノミネートされたドキュメンタリー作品『ヴィルンガ』を映画化することが決定した。Deadlineほか複数メディアが報じている。

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　2014年のオリジナル映画は、オーランド・ヴォン・アインシーデル監督がメガホンを取った作品。絶滅の危機にひんするマウンテンゴリラの多くが生息するコンゴ民主共和国のヴィルンガの状況や、石油メジャー（石油の採掘、輸送、精製、販売までの一環した事業を世界で幅広く展開している国際石油資本のこと）、密猟者、武装組織などの利害関係を描いたもの。ディカプリオが製作総指揮を務めていた。

　本作では、アインシーデル監督が製作総指揮を務め、脚本をジェンキンスが執筆。ディカプリオが自身の制作会社アピアン・ウェイのパートナーであるジェニファー・デイヴィソンと、フィリップ・ワトソン、そしてドキュメンタリー映画『ナイトクローラー』のジョアンナ・ナタセガラと共に製作を務める。監督は決まっていない。

　ジェンキンスは、サーチライト・ピクチャーズが手掛ける伝説の振付師、アルヴィン・エイリーの伝記映画でメガホンを取ることになっている。（細木信宏／Nobuhiro Hosoki）