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ミニシアター・エイド基金、15日深夜まで延長 アクセス集中でサーバーダウン

 映画監督の深田晃司濱口竜介らが有志で集まり、新型コロナウイルスの影響で閉館の危機に立たされたミニシアターを支援するためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」の締切が、5月15日23:59まで延長された。当初、14日23時59分の締切を予定していたがこの日アクセスが殺到し、サーバーがダウンしていた。

 深田監督らが「緊急支援策」として立ち上げた本プロジェクトは4月13日よりMOTION GALLERYでスタート。わずか57時間で当初の目標額1億円を達成したが16日に緊急事態宣言が全国に拡大されミニシアターを取り巻く状況がさらに厳しくなったため、新たに段階別のゴールを設置。連休明けの5月7日には2億5000万円を突破していたが、締切前日の13日に井浦新小泉今日子斎藤工玉城ティナ矢部太郎ら多数の著名人が参したラストスパートイベント(YouTube配信)が行われ、14日の早々に3億円越えを達成。「3億円突破」のアナウンスをきっかけにアクセスが集中し、サーバーがダウンした。

 14日午後11時14分、事務局から以下のように締め切りを1日延長することが発表された。

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 「本日14時頃に、支援者が27000人、ファンド総額は3億円を超えました。この点、誠にありがとうございます。ただ、『3億円突破』のアナウンスをきっかけにアクセスが殺到し、モーションギャラリーのサーバーがダウンしたため、数時間、決済の難しい時間帯がありました。(現在はサーバーは復旧しております。モーションギャラリーとしては、最終日のアクセス数増加を見越してサーバ増強などの対策は取ってたと伺っていますが、それを遥かに超えるアクセス数があったということだと見ています)。運営事務局で緊急に会議をしまして、モーションギャラリーの出した方針に従って、1日、クラウドファンディングを延長致します。5/15 23:59が、新たな『ミニシアター・エイド基金』クラウドファンディング終了時間になります」

 現在集まっている金額は3億2,259万5,714円、支援者は2万9,169人。劇場運営団体への支援金の分配は、当初の予定通り第1回は5月末、第2回は6月末に行われる。(編集部・石井百合子)

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