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濱田岳×水川あさみ『喜劇 愛妻物語』ウディネ映画祭に出品決定

ティザービジュアル
ティザービジュアル - (C)2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

 濱田岳水川あさみが夫婦役で共演する映画『喜劇 愛妻物語』の公開日が9月11日に決定。6月26日よりオンラインで開催予定のウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門に正式出品されることが15日、明らかになった。併せて2種類の特報が公開となり、車中と路上、異なるシチュエーションでの壮絶な夫婦バトルが見られる。

【動画】『喜劇 愛妻物語』特報Aバージョン

 本作は、『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の赤裸々な夫婦生活を綴った小説を自ら監督・脚本を務め映画化するもの。いつまで経っても売れる見込みがない、年収50万円の脚本家・豪太に濱田、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻・チカに水川、その娘に新津ちせ夏帆大久保佳代子(オアシズ)、ふせえり光石研らが脇を固める。

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 特報は2種が公開となり、結婚10年目を迎え倦怠期の真っただ中にいる夫婦の口ゲンカをほぼワンカットで見せている。車中バージョンでは妻が運転しながら助手席にいる夫に「はらわたが煮えくり返っている」「くそバカ」と罵詈雑言を浴びせ、娘は後部座席から「ケンカ?」と興味津々。路上バージョンでは、眠る娘を抱きかかえる夫に妻が「雑魚」を連発し、「宇宙一ダサい」「マジ死んでほしい」と攻撃。夫が1言い返すと妻から10返ってくる、といった具合で恐妻家ぶりが痛快。演じる濱田と水川が抜群のコンビネーションを見せている。

 なお、本作はヨーロッパ最大のアジア映画祭として毎年4月下旬に開催されるイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門に出品。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から開催時期を6月26日~7月4日に延期し、オンラインで開催予定。昨年の第21回では、田中征爾監督の『メランコリック』が新人監督作品の中で最も優れた映画に贈られるホワイト・マルベリー賞を受賞し、武内英樹監督の『翔んで埼玉』が、マイ・ムービーズ賞(通常の観客賞とは別にインターネット投票で選出される観客賞)を受賞。一昨年の第20回では上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』が観客賞第2位にあたるシルバー・マルベリー賞を受賞している。(編集部・石井百合子)

映画『喜劇 愛妻物語』は9月11日より新宿ピカデリー他全国公開
※新型コロナウィルス感染拡大の状況などにより、公開延期になる可能性もあります

車中で夫婦バトル!濱田岳×水川あさみ『喜劇 愛妻物語』特報Aバージョン » 動画の詳細
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