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“完璧”な17歳の高校生の正体とは?『ルース・エドガー』予告編公開

日本版ポスタービジュアル
日本版ポスタービジュアル - (C)2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 “完璧”な17歳の高校生への疑惑を通し、アメリカの理想と現実を浮き彫りにする映画『ルース・エドガー』(5月15日公開)の予告編が公開。主人公ルース役の新星ケルヴィン・ハリソン・Jrをはじめ、ナオミ・ワッツティム・ロスオクタヴィア・スペンサーら実力派の白熱のアンサンブルのほか、ルースの謎めいた内面が垣間見える。

『ルース・エドガー』予告編

 本作は、誰からも愛され称賛される高校生ルースの“正体”に迫るサスペンス。ルースは、アフリカ、エリトリア出身。白人の義父母(ティム・ロス&ナオミ・ワッツ)のもとで幼少期に戦場へ駆り出されたトラウマを克服し、成績優秀でスポーツ万能、オープンな人柄の少年に成長した。しかし、同じアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)にある疑惑をもたれたことから、順風満帆だった日常が揺らいでいく。

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 予告編は、ルースが晴れやかな表情で大勢の人々の前でスピーチをするシーンからスタート。改名の由来を説く様子を義父母が感慨深げに聞き入っているが、ある時、義母のエイミーは女性教師から「彼はレポートの中で“意見の対立は銃で解決する”と書いた」「ロッカーから違法な爆発物が見つかった」と聞かされ、ルースに疑念を募らせていく。一方、ルースは「皆にとって僕は聖人でなきゃ怪物だ」「先生は“僕”という人間を全く分かっていない」と反論するが……。

 日本版のポスタービジュアルには、上部に顔半分が映ったルース、女性教師、義父母が。下部には壇上でスピーチを行うルースの後ろ姿が配置されている。

 メガホンをとったのは『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)などのジュリアス・オナー。ルース役のケルヴィン・ハリソン・Jrは今後『WAVES/ウェイブス』(4月10日公開)も控える25歳の注目の若手。ルースを危険視する女性教師ウィルソン役に『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のオスカー女優オクタヴィア・スペンサー。ルースの義父母役のナオミ・ワッツとティム・ロスは、ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニーゲーム U.S.A.』でも夫婦役で共演している。(編集部・石井百合子)

『ルース・エドガー』緊迫の予告編 ナオミ・ワッツ×ティム・ロス×オクタヴィア・スペンサー共演 » 動画の詳細
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