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結木滉星「スーパー戦隊」ネタで会場を沸かす

 俳優の結木滉星が27日、シネ・リーブル池袋で行われた映画『青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに』のプレミア先行上映会舞台あいさつに、凰稀かなめ西川俊介水石亜飛夢、肉汁(お笑いコンビ・マリオネットブラザーズ)、進藤丈広監督と共に出席。結木は、戦隊ドラマ出演俳優のそろい踏みとなったこの日の舞台を見回し、「『スーパー戦隊MOVIEパーティー』にご来場いただきありがとうございます。今日はニンニンレッド(西川)と、パトレン1号(結木)とキラメイブルー(水石)がいる」と自身も出演の他作品をあげてボケて、会場を笑わせた。

【フォトギャラリー】戦隊ドラマ俳優のそろい踏み

 元宝塚歌劇団宙組トップスターの凰稀が映画初主演を飾る本作は、様々なスクールカーストによって支配された高校に転校し、悪夢の学園支配から生徒たちを解放していく救世主“青の生徒会”の姿を描く。

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 青の生徒会を率いる謎の女教師・向井青(あお)役に凰稀、悲しみの記憶を読み取る能力を持つ生徒会長・森園祥平を結木が演じる。そのほか、天才女子高生ギャンブラー、財界大物の子息といった異能の高校生たちがそろう青の生徒会の面々に、西川、肉汁らがふんする。

 スーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のパトレン1号/朝加圭一郎役で注目を浴びた結木。西川は「手裏剣戦隊ニンニンジャー」でアカニンジャー/伊賀崎天晴を演じ、水石は3月より放送予定の「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイブルー/押切時雨にふんし、『スーパー戦隊MOVIEパーティー』の1作として『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』も公開中。これを受けての冒頭の結木の発言となった。

 壇上、昨年夏に行われた本作撮影について聞かれた結木。「(撮影時期は)メチャメチャ暑くて、初日に外で撮影したんですが、日焼けしちゃって、シーンが変わると腕が真っ赤になってるんです。つながりのない映画になっている」と笑顔で不安を告白。パトレン1号では赤がイメージカラーだった結木は「去年は青に関わりのある作品が多く、色で表せば青の年でした」と振り返る。本作を筆頭に、昨年は主演映画『下忍 青い影』、ドラマ「あおざくら 防衛大学校物語」などに出演。自身の新たなイメージにも期待を寄せている様子だ。

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 本作で結木演じる生徒会長・森園は、人の悲しみの記憶を読み取る特殊な能力を持つ役柄。進藤監督も「あんまり暑くて、結木くんが『悲しみが読み取れません』って言ってきたぐらい。(森園という役柄は)お芝居も結構熱い芝居だったので、大変だったと思います」と裏エピソードを交えてねぎらった。

 映画初主演の凰稀も「真夏の暑さとハードスケジュールで、撮影が終わってから『私、初だったんだ』と思い出したくらい」と笑ったが、本作の見どころについて「(人物の)関係が、徐々にわかってくるミステリーの部分もある作品。今後、season2、3と続けて行けたらいいな」と語った。(取材・文/岸田智)

映画『青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに』はシネ・リーブル池袋、渋谷HUMAXシネマほか全国順次公開中

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