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舞台「鬼滅の刃」どう表現すれば?稽古中は難問の連続

18日に開幕を迎えた舞台「鬼滅の刃」
18日に開幕を迎えた舞台「鬼滅の刃」 - (C) 吾峠呼世晴/集英社 (C) 舞台「鬼滅の刃」製作委員会 2020

 週刊少年ジャンプで連載中の吾峠呼世晴による人気コミックを基にした舞台「鬼滅の刃」が18日に開幕し、脚本・演出を手掛ける末満健一は、人気コミックの舞台化にあたり「これをどう表現すればよいのか?」と頭を悩ませながら稽古を積み重ねてきたことを明かした。

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 人喰い鬼の棲む大正時代の日本を舞台にした本作は、家族を殺した鬼を討つため、そして鬼になってしまった妹を人間に戻すために鬼狩りの道へと進む少年・竈門炭治郎の姿を描き出す。

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 末満いわく、稽古中は「『これをどう表現すればよいのか?』と難問の連続」だったそう。「竈門炭治郎の戦いは、そのまま座組の戦いでもありました。すべてのピースが出揃い、通し稽古を重ねるにつれて、『早くこの作品をお客さんにお届けしたい』という思いが募るばかりでした」と振り返ると、「小林亮太座長率いる座組の熱量と共に、ようやくお届けできることを嬉しく思います」とついに開幕を迎えた心境を語った。

 また、主人公・竈門炭治郎役の小林亮太は「この物語の中で生きる人たちが死と隣り合わせにあるように、1人1人が抱く想いを果たそうと必死に闘っています。舞台『鬼滅の刃』ならではの生々しく力強さのある世界を」と意気込みを表現。

 炭治郎の仇敵・鬼舞辻無惨役の佐々木喜英も、「今回登場する鬼舞辻無惨は『氷山の一角』だと思っています。長い戦いの序章となる今回の舞台では、ベールに包まれながらも垣間見える底知れない彼の恐ろしさを、要所要所で皆さまに感じていただければ嬉しいです」とアピールした。

 2019年4月から放送されたテレビアニメの影響もあり、人気爆発中の「鬼滅の刃」。今年はテレビアニメの続編となる劇場版アニメの公開も予定されている。

舞台「鬼滅の刃」は東京・天王洲 銀河劇場にて1月18日~26日、兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe にて1月31日~2月2日に上演

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