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瑛太、宮崎あおいと新春ドラマで「やっと婚約」

TBS新春ドラマ特別企画「あしたの家族」でヒロインとその婚約者にふんする宮崎あおいと瑛太
TBS新春ドラマ特別企画「あしたの家族」でヒロインとその婚約者にふんする宮崎あおいと瑛太

 女優の宮崎あおい(「崎」は「たつさき」)と俳優の瑛太が10月29日、東京・TBS局内で行われた、新春ドラマ特別企画「あしたの家族」(2020年1月放送)制作発表会見に出席。瑛太は、これまでドラマや映画で共演してきた宮崎と、劇中でついに婚約まで至った喜びに胸を躍らせていた。この日は、松坂慶子松重豊石井ふく子プロデューサーも来場した。

【写真たくさん】会見の様子

 ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の石井プロデューサーが制作を担当した本作は、娘・理紗(宮崎)の結婚式当日に新郎が失踪した過去を持つ小野寺家を舞台にした物語。4年後、理紗は婚約者・幸太郎(瑛太)を連れてくるが、彼は父・俊作(松重)の元部下で、現在の上司だった。

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 昨年6月、同局の特別企画として放送された「あにいもうと」に続き石井作品に出演する宮崎は、「石井さんに誘っていただけたら、やらない選択肢はなかった」とオファー時を回顧。瑛太らとの共演も楽しみにしていたそうで、「作品を作ることは家族になることと感じた尊い時間でした」と笑顔を見せた。

 石井作品初参加の瑛太は、「キャスティングされてとても幸せ。台本を読んでも、すごくストレートで気持ちがよく、こんな作品に出たかったという気持ちで楽しみでした」と撮影を心待ちにしていたことを告白。さらに、前日にクランクアップしたものの「今から家族が始まるというところだったので、連ドラ化されるのかなぁと想像してみました」と期待も寄せた。

 宮崎とは映画『好きだ、』(2005)、NHK大河ドラマ「篤姫」(2008)で共演しているが、両作品ともなかなか「(劇中で)あおいちゃんが大好きで追いかけていたけど成就しなかった」そうで、「今回は婚約するところまで行っている。やっとあおいちゃんと恋人関係、そして結婚するまでにたどり着いた」と興奮気味に語ると、「本当にありがとうございました」と感謝し、会場の笑いを誘った。

あしたの家族
松重豊、宮崎あおい、瑛太、松坂慶子

 一方、理紗の母・真知子役の松坂も宮崎と「篤姫」で共演しており、当時は「二十歳になったばかりなのに堂々と正面から(役を)受け止める精神力はすごいし健気と思っていた」と振り返る。「10年以上経ってお会いすると、ますます心が強くなられて、お幸せそうで、ピカッと明るい光が放たれている感じでうれしく思いました」と宮崎の成長、変化を喜んだ。

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 そんな松坂らキャスト・スタッフとの関係について、宮崎は「今までは仲間という感覚だったのが、今回、大きな家族と思えたので、(これからは各作品の)家族を渡り歩きながら(女優の仕事を)コツコツ続けていけたらいいな」と声を弾ませていた。

 俊作の幼なじみの居酒屋主人役に六平直政、その別れた妻で真知子の友人役に一路真輝。脚本をドラマ「大好き!五つ子」の浪江裕史、演出を映画『ハナミズキ』やドラマ「カルテット」などの土井裕泰が務める。(取材:錦怜那)

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