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『マレフィセント2』が『ジョーカー』のV3を阻止!

全米ボックスオフィス考

『マレフィセント2』が首位デビュー
『マレフィセント2』が首位デビュー - (c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 先週末10月18日~10月20日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、アンジェリーナ・ジョリー主演のディズニー実写映画『マレフィセント2』が興行収入3,694万8,713ドル(約41億円)で首位デビューを果たした。『ジョーカー』の3週連続1位を阻止した形だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【画像】美しきマレフィセント

 『マレフィセント2』は、『眠れる森の美女』のオーロラ姫に呪いをかけたマレフィセントを主人公にしたダークファンタジーの続編。前作のオープニング興収6,943万1,298ドル(約76億円)には遠く及ばなかったが、1位は死守したほか、観客の満足度は高い。

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 『ジョーカー』は2位にワンランクダウンとなったが、公開3週目に興収2,925万1,840ドル(約32億円)を上げるなど依然として好調。世界興収は21日時点で7億4,131万8,680ドル(約815億円)に達しており、R指定映画最大のヒット作『デッドプール』(最終興収7億8,311万2,979ドル・約861億円)に迫っている(※『デッドプール2』の最終興収はそれを上回る7億8,504万6,920ドル・約864億円だが、こちらはPG-13の再編集版も含んでいるため除外した)。

 10年ぶりの続編となった『ゾンビランド:ダブルタップ』は、前作を上回る興収2,680万3,104ドル(約29億円)を稼ぎ出し3位デビューとなった。『ヴェノム』のメガホンも取ったルーベン・フライシャーが再び監督を務め、ジェシー・アイゼンバーグウディ・ハレルソンエマ・ストーンアビゲイル・ブレスリンらゾンビと戦う4人組を演じたキャストも続投している。

 今週末は、ベネディクト・カンバーバッチが発明家トーマス・エジソンを演じた『ザ・カレント・ウォー(原題) / The Current War』などが公開される。(編集部・市川遥)

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10月18日~10月20日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『マレフィセント2』
2(1)『ジョーカー』
3(初)『ゾンビランド:ダブルタップ』
4(2)『ジ・アダムス・ファミリー(原題) / The Addams Family』
5(3)『ジェミニマン
6(4)『アボミナブル(原題) / Abominable』
7(5)『ダウントン・アビー
8(7)『ジュディ(原題) / Judy』
9(6)『ハスラーズ(原題) / Hustlers』
10(8)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

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