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窪田正孝『初恋』異例の全米先行公開!最終100館程度の見込み

『初恋』より
『初恋』より - (C)2020「初恋」製作委員会

 窪田正孝が主演を務める鬼才・三池崇史監督の最新作『初恋』が、2020年2月28日の日本公開を前に異例の全米公開され、初週の館アベレージは1万576ドル(約116万円、1ドル110円計算)を記録。アメリカの映画批評サイトでも高評価を記録しており、配給会社は最終100館程度の公開を見込んでいる。

窪田正孝が銃を構え…『初恋』場面写真

 第72回カンヌ国際映画祭で監督週間に選出され、第44回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門で上映されるなど、世界中で多くの映画ファンを沸かせている本作。9月27日には日本公開を前に異例の全米公開もスタートし、初週の館アベレージは1万576ドルを記録。2週目は40館に拡大し、配給会社によると最終は100館程度の公開を見込んでいるという。

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 アメリカの映画批評サイト Rotten Tomatoes では97%(10月7日時点)という高評価を得ているほか、「三池崇史が心とユーモアを注ぎ込み、興奮する強力なカクテルを完成させた!」「超暴力的でキュートな出会いを描いたサバイバルナイトだ!」といった絶賛の声が集まっている。

初恋
(C)2020「初恋」製作委員会

 本作は、新宿歌舞伎町を舞台に、ひょんなことから少女モニカ(小西桜子)と出会った天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)の人生で最も濃密な一夜を描き出す作品。このたび公開された場面写真には、そんなレオがモニカを守るかのように銃を構える姿や、ヤクザのヤスと交際しているジュリ(ベッキー)が血を流して叫ぶシーン、なぜか刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの加瀬(染谷将太)が一緒にいる姿などが収められており、濃いキャラクターたちがどう物語に絡んでくるのか期待が高まる。(編集部・吉田唯)

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