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宮沢りえ、31年ぶり“7日間戦争”へ アニメ映画で再び中山ひとみ役

宮沢りえ
宮沢りえ - (C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会

 女優の宮沢りえが、宗田理の小説に基づくアニメーション映画『ぼくらの7日間戦争』(12月13日公開)で声優として、約31年ぶりに「中山ひとみ」を演じることが30日、明らかになった。宮沢は同原作を実写化した1988年公開の映画『ぼくらの七日間戦争』のヒロイン・中山ひとみ役で女優デビュー・映画初主演を果たしており、新作アニメ版には同キャラクターが30年後の姿として登場する。宮沢は「ささやかな出演ですが、中山ひとみ役として参加させていただきました。わたしのデビュー映画『ぼくらの七日間戦争』が当時観てくださった方の記憶に刻まれたように、時代を超えて新たに息吹を与えられたアニメーション『ぼくらの7日間戦争』も皆さんの心を揺さぶる事が出来ます様に。是非映画館の大画面でお楽しみ下さい」とコメントを寄せている。

【写真】アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』場面写真

 宗田理の小説「ぼくらの七日間戦争」は1985年に刊行された「ぼくらシリーズ」の第1作で、シリーズの累計発行部数2,000万部を突破。1988年公開の実写映画では、教師をはじめ理解のない大人たちにストライキを起こした8人の中学生たちが廃工場に立てこもり、機動隊も出動する大事件に発展していく7日間の狂騒が描かれた。新作アニメーションでは、その7日間戦争から30年を経た2020年の北海道を舞台にした青春ストーリーが展開。大人に隠れて古い石炭工場で7日間のキャンプを行おうとした少年少女たちが、思わぬ事件に巻き込まれていく。

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 実写映画版で、仲間たちを鼓舞する学級委員・中山ひとみを好演した宮沢。長いポニーテールにジーンズというカジュアルな出で立ちで鮮烈な存在感を放っていたが、アニメ版の監督を務める村野佑太は宮沢の声優起用について、以下のように語っている。

 「原作でも映画でも、大人達はインチキなだけではない存在でした。そこには必ず子どもの味方に立ってくれる、大人側の良心を映し出した素敵な女性の姿がありました。かつての映画で中山ひとみを演じられた宮沢りえさんが、まさにそういった役柄で『7日間戦争』に戻って来てはくれないだろうか……それは脚本段階からの一番の関心ごとでした」

 主人公の歴史マニアの高校二年生・鈴原守の声優に北村匠海、一週間後に父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られるヒロイン・千代野綾に芳根京子が決定している。(編集部・石井百合子)

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