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『トイ・ストーリー4』別エンディングが悲しすぎる

現行のエンディングの方がよいです - 映画『トイ・ストーリー4』より
現行のエンディングの方がよいです - 映画『トイ・ストーリー4』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 シリーズ第4弾にして完結編『トイ・ストーリー4』の別エンディングをEW.comが公開した。劇場公開版のエンディングもシリーズファンに衝撃を与えるものになっていたが、今回公開された別エンディングはある意味、それ以上に悲しいものとなっている。(以下、ネタバレあり)

【動画】『トイ・ストーリー4』別エンディング

 大学生になるアンディから、幼稚園児の少女ボニーに持ち主が変わった後のカウボーイ人形ウッディの姿を描いた本作。逃げ出してしまったボニーのお気に入りのおもちゃ・フォーキーを追った先で、ウッディはかつて心を寄せ合っていたランプ飾りの羊飼い人形ボー・ピープ(かつてはアンディの妹モリーのものだった)と再会を果たすことになる。

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 監督のジョシュ・クーリーは、本作に相応しいエンディングを見つけるのは「ものすごく大変だった」と明かし、この別エンディングについて「二人の関係について言えば、ずっとビタースウィートなものになっている」と説明。映像はボーが「全員が子供と一緒になれた。本当に成し遂げられたなんて信じられない!」とウッディに駆け寄るところから始まり、二人が孤独なおもちゃたちに持ち主を見つけてあげた後のシーンのようだ。

 抱き合って喜ぶ二人だが、ある女の子の笑い声に目を上げたボーは、一目で彼女に深いつながりを感じ、「もう一度子供と一緒に暮らしたい」という自分の思いに気付くことに。ウッディは「モリー、アンディ、ボニーといった子供たち、僕らは彼らのために存在していて、彼らのもの。だけど君に知っていてほしいのは、僕は君のもの、ということ。これからもずっとそうだ。さようなら」と彼女を愛するがゆえに別れを告げる……という悲しいシーンになっている。

 「おもちゃの幸せに子供は必要ない!」という独立独歩としたボーの精神が失われてしまっているのも残念だが、これが仮にウッディがバズたちと別れた後に起きたことなのであれば目も当てられない。劇場公開版のエンディングで良かったと胸をなでおろす人は少なくないはずだ。

 同映像はアメリカでは10月8日に発売となる『トイ・ストーリー4』ブルーレイのボーナスコンテンツの一つだという。(編集部・市川遥)

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