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長渕剛、20年ぶり映画主演 2020年公開『太陽の家』で大工の棟梁に

長渕剛
長渕剛 - (C)2019映画「太陽の家」製作委員会

 シンガーソングライター、俳優の長渕剛が、2020年公開の『太陽の家』で約20年ぶりに映画主演を務めることが28日、発表された。長渕が演じるのは、神技的な腕を持つ大工の棟梁。人情に厚い彼が、父親を知らずに育った少年と出会い、絆を育んでいく。長渕がスクリーンに復帰するのは1999年公開の『英二』以来で、4月1日よりクランクインする。

【写真】長渕剛&シルヴェスター・スタローンの2ショット

 「巡恋歌」「順子」「乾杯」「とんぼ」などのヒット曲を放つ一方、1980年代にはドラマ「家族ゲーム」「親子ゲーム」「しゃぼん玉」や映画『男はつらいよ 幸福の青い鳥』『オルゴール』『ウォータームーン』などで俳優としても頭角をあらわした長渕。ドラマ「とんぼ」(1988)の後日譚となる『英二』を最後にスクリーンから遠ざかっていたが、今年デビューから40年を迎え、約20年ぶりに主演を務める。

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 長渕演じる主人公・川崎信吾は、普段はサングラスをかけた強面だが人情に厚い男。ある日、息子を女手一つで育てる保険会社の営業ウーマンと出会った彼は、妻子や弟子たちの不安をよそに、母子のために一肌脱ごうと思い立つ。

 メガホンをとるのは、ドラマ「相棒」シリーズや「デッドストック ~未知への挑戦~」(2017)、「スモーキング」(2018)などの権野元(ごんの・はじめ)。長渕とタッグを組む喜びと重みを以下のように語っている。「20年ぶりの映画出演になる長渕剛さんとご一緒出来るとなり、最初の瞬間は緊張に膝が震えました。ですが実際お会いして、共に時間を過ごし、色々と綿密に様々な事を語り合っていく中で、確実にその震えは武者震いに変わって行きました。その私が感じた強烈な長渕さんのエネルギーは、この『太陽の家』の重要な礎となっています」

 脚本を手掛けるのは、ドラマ&映画『牙狼<GARO>』シリーズや映画『桜田門外ノ変』(2010)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)などの江良至。(編集部・石井百合子)

映画『太陽の家』は2020年全国公開

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