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GACKT、高校生役が違和感ゼロ!『翔んで埼玉』に大反響

18歳の高校生役に挑んだGACKT
18歳の高校生役に挑んだGACKT - (C) 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

 ミュージシャンのGACKTが、映画『翔んで埼玉』(公開中)に高校生役で出演し、反響を呼んでいる。女優の二階堂ふみと共に主演を務めるGACKT。1月に行われたジャパンプレミアでは、高校生役と聞いた当初オファーを「即答で断った」と明かしていたGACKTだが、違和感がないどころか作品の世界に実にマッチしている。

キャラ濃すぎ!二階堂ふみは男役【写真】

 22日に公開となり、週末の映画動員ランキング(興行通信社発表)で1位スタートを切った本作。人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画を実写化したものだ。埼玉県人が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と埼玉出身の転校生・麻実麗(GACKT)を中心とした愛と革命の物語が繰り広げられる。

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 GACKTが演じた麗は、容姿端麗なアメリカ帰りの転校生。原作者の魔夜も交えたキャスティング会議では、様々なアイデアが出る中で、満場一致で「なるほど!」となったのが“GACKT”だったそう。歌手活動はもちろんのこと俳優としても活躍するGACKTというチョイスを、魔夜も絶賛。「最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです」と振り返っている。

 それでも「まさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした」という魔夜。GACKT自身は、出演発表時のコメントで「このオファーがあった時は、『設定に無理があるんじゃないかな?』とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)」と吐露。

 当時は「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは払拭しきれないと認めつつも、「この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています」と明かしていた。

 宝塚歌劇団を彷彿とさせる華々しい世界観。キャラクターごとに髪型・メイク・衣装の細部にまで作り込まれたビジュアル。実際、高校生役のGACKTは、明らかに本人の特色を活かしたキャスティングであることが見て取れ、まったく無理がない仕上がりになっている。SNSには観客から「めっちゃ似合ってた」「何の違和感もない」「この役はGACKT様でなければ」と称賛の声が上がっている。(編集部・小山美咲)

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