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どっちがどっち?オスカー候補のブッシュ役が激似!

左がブッシュ本人、右が『バイス』のサム・ロックウェル
左がブッシュ本人、右が『バイス』のサム・ロックウェル - Photo / Getty Images、(C) 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.

 昨年『スリー・ビルボード』で見事アカデミー賞助演男優賞に輝いたサム・ロックウェルが、新作映画『バイス』ではジョージ・W・ブッシュに成りきっている。

【写真】普段のサム・ロックウェルと比較

 『バイス』はクリスチャン・ベイルが体重を約20キロ増量して、アメリカ史上最も権力を持った副大統領ディック・チェイニーを演じたことで話題の社会派エンターテインメント。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督がメガホンを取った。

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 本年度のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞(クリスチャン)、助演男優賞(サム)、助演女優賞(エイミー・アダムス)、脚本賞など計8部門にノミネートされている。

 本作で助演男優賞にノミネートされたサムが演じたのが、ディック・チェイニーを副大統領に誘うアメリカ大統領、ジョージ・W・ブッシュ。サムは誰もが知るブッシュを演じるにあたり、ウィル・フェレルジョシュ・ブローリンなど、過去に舞台や映画でブッシュを演じたことのある人々のさまざまなパフォーマンスを観察することから始めたという。

 「ブッシュの無邪気さの正体を見極めて、その魅力を引き立たせたいと思ったんだ。大事なのは戯画的に誇張するのではなくて、キャラクターを見出すこと」とサムは語る。

 そんなサムに対し、クリスチャン・ベイルは「サム・ロックウェルとは20年ぶりぐらいの共演なんだ。今回も見事な演技を披露してくれたよ! 彼が演じるブッシュ大統領とのシーンが撮影初日にあったけど、最高だった」と振り返った。

 この驚異的な特殊メイクを生み出したのは『ドラキュラ』(1992)、『ミセス・ダウト』(1993)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)でオスカーに輝いたメイクアップアーティスト、グレッグ・キャノン。本年度のアカデミー賞でもメイク・ヘアスタイリング賞にノミネートされており、受賞に期待がかかる。(編集部・中山雄一朗)

映画『バイス』は4月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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