『ブラックパンサー』に最優秀作品の栄冠！全米映画俳優組合賞

　アカデミー賞の前哨戦として注目される、第25回全米映画俳優組合賞（SAG賞）の授賞式が現地時間27日に行われ、映画部門において、マーベル・スタジオの『ブラックパンサー』が、最優秀作品賞にあたるキャスト賞と、優秀なアクションに贈られるスタント・アンサンブル賞を受賞した。

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　SAGは組合員の多くがアカデミー会員でもあり、例年、オスカーと結果が重なることも多い。『ブラックパンサー』は、第91回アカデミー賞において、アメコミ映画として初めて作品賞にノミネートされており、オスカー獲得の可能性が出てきた。

　また、日本でも大ヒットを記録中の『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を受賞。また、主演女優賞にグレン・クローズが輝きオスカーに大きく前進した一方、助演女優賞はオスカーにノミネートされていないエミリー・ブラントが受賞した。映画部門の受賞結果は以下の通り。（編集部・入倉功一）

キャスト賞
『ブラックパンサー』

主演女優賞
グレン・クローズ　『天才作家の妻　－40年目の真実－』

主演男優賞
ラミ・マレック　『ボヘミアン・ラプソディ』

助演女優賞
エミリー・ブラント　『クワイエット・プレイス』

助演男優賞
マハーシャラ・アリ　『グリーンブック』

スタント・アンサンブル賞
『ブラックパンサー』

第91回アカデミー賞授賞式は、2月25日（月）午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継