片寄涼太＆川栄李奈、湯浅政明監督新作アニメで声優！歌唱シーンも＜コメント全文＞
『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などで知られるアニメーション監督・湯浅政明の最新作『きみと、波にのれたら』（6月21日公開）のメインキャラクターの雛罌粟港（ひなげしみなと）と向水（むかいみず）ひな子の声を、片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）と川栄李奈がそれぞれ担当することが明らかになった。
正義感の強い消防士・港とサーフィンが大好きな大学生・ひな子は恋人同士という関係なのだが、港はある事故で命を落としてしまう。憔悴（しょうすい）するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、その歌をきっかけに水の中から港が現れる……。本作では「歌」が重要な鍵を握っており、片寄と川栄の2人が港とひな子として歌声を披露するシーンも登場する。
片寄は今回が声優初挑戦ながら、命を落としてなお、恋人の前に現れ彼女を支えようとするユニークで複雑な役どころを担う。一方、昨年公開の『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』でポケモン初心者の女子高生・リサ役だった川栄は、今回で劇場アニメの声優を務めるのは4作目となる。
今作については昨年10月に開催された第31回東京国際映画祭の中の「アニメーション監督 湯浅政明の世界」の舞台あいさつで発表された。その際、湯浅監督は「僕の過去の作品のなかでは、もっともシンプルなお話になっていますが、スペクタクルもありドラマの盛り上がりもあるラブコメ」と作品について紹介していた。（編集部・海江田宗）
片寄涼太、川栄李奈、湯浅政明監督のコメントは以下の通り。
＜片寄涼太＞
声優初挑戦なので、体当たりの気持ちで、皆さんから一つ一つ学びながら、周りの皆さんと一緒になって雛罌粟港という男を作り上げていけたらなと思いました。ラブストーリーではありますが、一人一人が成長していく部分もとても大事で、観てくださった方が勇気をもらって、背中を押されるような作品になればいいなと思います。
＜川栄李奈＞
声のお仕事をいただくのは本当にありがたいことだなと思っています。アフレコは毎回すごく難しいなと思うので、今回も分量がすごい多いと言われていたのでちょっとドキドキしていました。本作はラブストーリーだけではなく、落ち込んでいる方だったり、元気がない方が「あ、なんか頑張ろう！」という気持ちになれる作品だと思うので、本当に色んな方に観てほしいなと思います。
＜湯浅政明監督＞
片寄さん演じる港を聞きながら画面を見てると、率直に「港が色男になった！」と感じ、川栄さん演じるひな子を聞いていると「ひな子が等身大で魅力的な女性になった！」と思いました。2人が戯れに歌を口ずさむシーンでは「1人で映画館に来ると辛いのではないか」と思うほどのアツアツぶりが録れたので、ぜひ、このバカップルと呼べるほどの愛らしい2人の恋を劇場に観にきてほしいですね。
