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市村正親、いつかノーメイクで演じたい 舞台でも映画でもスクルージ役

第31回東京国際映画祭

ハロウィンは仮装しない市村正親
ハロウィンは仮装しない市村正親

 俳優の市村正親が31日、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかで開催中の第31回東京国際映画祭特別招待作品『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』舞台あいさつに登壇、本作で声を担当したスクルージ役への思いを語った。またこの日はハロウィンということで、家族から、妻・篠原涼子がスパイダーマン、息子がチャッキーのコスプレをした写真が送られてきたことを明かした。

映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』予告編

 小説家チャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の誕生秘話とディケンズの心の旅をファンタジックに描き出した本作。チャールズと、後に「クリスマス・キャロル」の登場人物となる老人スクルージの出会いが描かれ、市村は、クリストファー・プラマー演じるスクルージの吹き替え声優を担当する。

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 ミュージカルでスクルージを演じ続けている市村は、「僕は24年間、スクルージをやってきたんで、今の日本でスクルージの声をやるなら僕以外にいないだろうと思います」と自負。「昔はスクルージのメイクをするのに1時間くらいかかっていましたけど、今は30分くらい。でもこの映画のプラマーさんは88歳で、(ほとんど)ノーメイクで演じられたそうです。僕もノーメイクでやれるくらいまで頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

 10月31日ということで、ステージ前にかぼちゃの置物が飾られるなど、会場はハロウィンモード。魔女風コスプレの司会者に、市村は「僕もこういう格好をしてくれば良かったかな」と笑いつつ、「さっき、写メが送られてきて、上の子がチャッキーさんで、ママがスパイダーマンで、写真を撮って送ってくれました。でも僕は普段から舞台の上で仮装みたいなことをしているので、今日はこのままでいいかもしれませんね」と付け加えた。

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かぼちゃと一緒に! 市村正親

 また、東京国際映画祭での上映に「映画祭はいつも観ている方で、絶対に参加することはないと思っていました」と語る市村は、「レッドカーペットの時も、他の映画の方たちは大勢で歩いていたんですが、僕の場合は一人で歩かされて。本来なら向こうのキャストが来るべきなのでしょうが、予算の都合もあるのかな。ひとりで階段をこけないように気を付けないといけないと思いながら歩きました」と冗談交じりにコメント。「本当は同じ日に妻も歩くことになっていたんですけど、急に29日に歩くことになってしまって。一緒なら安心して歩けたのに。それだけが悔しいなと思っていました」と夫婦円満をアピールしていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』は11月30日より全国公開

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