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高畑充希、「忘却のサチコ」見どころはコスプレ

SPドラマに続き連続ドラマ版でヒロインを演じる高畑充希
SPドラマに続き連続ドラマ版でヒロインを演じる高畑充希

 女優の高畑充希が9日、10月12日スタートのテレビ東京・連続ドラマ「忘却のサチコ」(毎週金曜深夜0時12分~)記者会見に早乙女太一葉山奨之山岸聖太監督と出席。高畑はドラマの見どころを聞かれるとコスプレを挙げ「毎回、いろいろやらされているなと思って見ていただけたら」とアピールした。

【写真】高畑充希、早乙女太一、葉山奨之「忘却のサチコ」記者会見

 本作は完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と呼ばれる編集者にして、結婚式当日に花婿(早乙女)に逃げられ心に深い傷を負ったアラサーのヒロイン・幸子(高畑)が、つらいことを忘れるために美食を求めて奔走するグルメコメディー。原作は、累計販売数50万部を突破する阿部潤の人気漫画。

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忘却のサチコ
左から葉山、高畑、早乙女、山岸監督

 今年1月にはスペシャルドラマが放送されているが、原作の大ファンでもある高畑は当初「(原作キャラと比べ)身長と胸が足りないのでヤバいと思った」という。要となる食事シーンについては、とりわけ食事中に流れる脳内ナレーションと間や演技を合わせるのが難しかったと言い、「自分の声を吹き込んだナレーションをイヤホンで聞きながらリアクションしていたので、ほぼ味が分からないというか。本当においしかったので、もっと普通に食べたいなというのが本当のところでした」と苦笑い。

 見どころには自身のコスプレを挙げ、「3話の喫茶店で、派手ではないですけどシュールで結構好きです。毎回いろいろやらされているなと思って見てくれたらうれしいです」と茶目っ気たっぷりにコメント。

 また、原作では顔が描かれていない、逃げた花婿・俊吾を演じた早乙女も、高畑と同様にプレッシャーがあったようで「非常にやりづらかったです。ファンの方は自分の中で顔が出来上がっていると思うので」と気苦労を吐露。しかし、いざ演じてみると「(幸子の)妄想の中でいろいろな格好をして弾けさせてもらったというか。ふり幅のある事を一つの作品の中で演じさせていただいたので、妄想の部分は演じてい楽しかったです」と手応えをうかがわせた。

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 第3話から登場し、幸子が教育係となるモンスター新入社員・小林一心を演じた葉山は、約4年ぶりという高畑との共演に「ちょっとは成長したところを見せないといけないと思ったけど、全然見せられなくて。全部助けていただいたなと」としょんぼり気味。一方、高畑は「久々に現場で出会って、スーツがシュッときまっていて、大人じゃんって思いました」と葉山の成長に触れ、「4年前も今も、犬っぽさというか、かわいくてしょうがなくて。ずっとなでていたい欲求を抑えていました」とその魅力をアピールしていた。(取材・文:中村好伸)

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