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もう体は限界!棚橋に365日密着する情熱大陸

「情熱大陸」より
「情熱大陸」より

 プロレスラーとして100年に一人の逸材といわれている新日本プロレスのエース、棚橋弘至(たなはしひろし)がいまプロレスファンだけでなく、女性や子供などにファン層の裾野を広げている。今月21日に公開した初主演映画は、プロレスファンのみならず、映画ファンからの評価も高い。

【写真ギャラリー】寝る間も惜しんで走り続ける棚橋弘至に密着!

 映画『パパはわるものチャンピオン』は、子供向けの同名絵本が原作で、棚橋は怪我によって戦線を離脱した、悪役覆面レスラーのゴキブリマスクを熱演。息子から、「悪者のパパなんて大っ嫌い!」と言われてしまう男の葛藤を見事な演技力で表現し、高い評価を受けている。作中で見せるパパの顔が、ベストファーザー賞に輝いた棚橋だから見せることのできる優しい表情で、女性ファンも急増中だ。(森田真帆)

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 かつてアントニオ猪木が大暴れして男たちを熱狂させた新日本プロレスリングは、棚橋が入門した頃、倒産寸前の低迷期を迎えていたが、この10年で再び黄金期を迎えている。その人気を先導した棚橋は、ビール片手に試合を観る男ばかりのプロレス会場に、多くの女性ファンを取り込んでいった張本人。彼はレスラーたちを率いて積極的に、メディアへの露出を増やした。握手会など女性限定のイベントや試合後のハイタッチ、写真集など、「強くて凶暴なプロレスラー」というイメージを払拭し、“プ女子”なる女性プロレスファンは、今や全体来場者の4割を超え、売り上げも過去最高記録を更新中だ。そして、映画での主演を果たすまでに至った。ハリウッドでは、元プロレスラーのロック様ことドウェイン・ジョンソンが、今やトップスターであり、女性たちの熱い視線の的であるのと同じく、棚橋もまた、プロレスラーの域を超えた「スター」となった。映画出演も含めて棚橋の活動は、全てプロレスへの愛につながっている。

画像テキスト
棚橋、満身創痍!「情熱大陸」より

 そんな棚橋に注目したのが、さまざまな分野で活躍する人物に密着取材するドキュメンタリー番組「情熱大陸」。「プロレスにチャラさを持ち込んだのは僕です」という棚橋に密着し、愛するプロレスを広めるため、365日奔走する姿に密着する。長年酷使し続けた肉体は限界を越え、膝の靭帯は2本断裂したままにもかかわらず、歯を食いしばりながら続ける苛酷なトレーニング、分刻みで行う映画のプロモーション活動、試合前に必ず行く美容院。担当ディレクターが、「24時間ONの人」という41歳の棚橋が、「いつまでもリングに上がり続けたい。プロレスラーでいることが人生のボーナスタイム」と挑戦し続ける姿からは普段の彼のイメージとはまた違う男の熱さを感じることができるはず。

「情熱大陸」は9月30日23時より、TBS系列で放送

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