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『ザ・プレデター』首位デビューも苦戦

全米ボックスオフィス考

首位は『ザ・プレデター』
首位は『ザ・プレデター』 - (C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

 先週末(9月14日~9月16日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ザ・プレデター』が興行収入2,463万2,284ドル(約27億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【画像】『ザ・プレデター』には『ルーム』の天才子役も出演!

 本作は、地球外生命体プレデターと人類の攻防を描いたSFアクションシリーズの新作。性犯罪歴のある俳優が起用されていることが公開直前に明らかになるなどして物議を醸したが(該当シーンはわずかで、米20世紀フォックスは同シーン削除したことを発表)、1位は死守。しかし4,000館以上で公開された実写映画としては最低のオープニング興収となるなど、苦戦気味だ。監督は『ナイスガイズ!』のシェーン・ブラック

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 そのほかの初登場組では、小説「ささやかな頼み」をポール・フェイグ監督が映画化したR指定スリラー『ア・シンプル・フェイバー(原題) / A Simple Favor』が興収1,601万1,689ドル(約18億円)で手堅く3位に。14歳でFBIの情報提供者となった不良少年を描いた『ホワイト・ボーイ・リック(原題) / White Boy Rick』が4位、『不屈の男 アンブロークン』の続編にあたる『アンブロークン:パス・トゥ・リデンプション(原題) / Unbroken: Path to Redemption』が10位だった。

 また、公開8週目の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は累計興収が2億1,610万5,562ドル(約238億円)に達し、『M:I-2』(2000)を抜いてシリーズ最大のヒット作となった。

 今週末は、ジャック・ブラックら出演のファンタジー映画『ルイスと不思議の時計』やマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー『華氏119』などが公開される。(編集部・市川遥)

9月14日~9月16日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ザ・プレデター』
2(1)『死霊館のシスター
3(初)『ア・シンプル・フェイバー(原題) / A Simple Favor』
4(初)『ホワイト・ボーイ・リック(原題) / White Boy Rick』
5(3)『クレイジー・リッチ!
6(2)『ペパーミント(原題) / Peppermint』
7(4)『MEG ザ・モンスター
8(5)『search/サーチ
9(6)『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
10(初)『アンブロークン:パス・トゥ・リデンプション(原題) / Unbroken: Path to Redemption』

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