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岩田剛典、杉咲花との年齢差に思わず心配「親子に見えないかな」

劇中では制服姿も披露している岩田剛典
劇中では制服姿も披露している岩田剛典

 岩田剛典が4日、都内で行われた映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の完成披露プレミアイベントに登壇し、集まった大勢の女性ファンの大歓声を浴びた。岩田は本作でダブル主演を務めた杉咲花との9歳の年齢差について「親子に見えないかなって心配でした」と口にして、会場の笑いを誘っていた。

岩田剛典&杉咲花、パーフェクトな爽やか笑顔!【写真】

 本作は、大学生時代の事故以来、車イス生活を送る建築士の鮎川樹(岩田)と、彼を思い続けるインテリアコーディネーターの川奈つぐみ(杉咲)が織りなす純愛ラブストーリー。この日の舞台あいさつには、岩田と杉咲のほか、共演者の須賀健太芦名星大政絢、監督の柴山健次も出席した。

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 幼いころからの夢だった建築士として前向きに生きる主人公の樹を演じた岩田は、ヒロイン・つぐみ役の杉咲との共演を振り返って「花ちゃんとは9歳くらい年齢が違うので、親子に見えないかなって心配でした」と苦笑い。現在29歳の岩田は、劇中では制服姿を披露しているシーンもあることについて触れて「本当に勘弁してくれと思いました」と笑顔で心境を明かした。

 そんな岩田について杉咲は「とにかく優しくて、撮影中に毎日、自分ではなく相手のことを気遣われていました。『大丈夫?』って声をかけてくれたり、差し入れてくれた焼き肉ロールを美味しいって言ったら、また差し入れてくれたり」と“パーフェクト優しい”存在だったことを明かした。また、岩田と役作りのために常に話し合いながら撮影を進めていったという杉咲は「これだけ話をしながら撮影をするのは初めてだったので、濃厚で贅沢な経験だな、今映画を作っているんだなという感覚がありました。幸せな時間でした」としみじみ。

 車イスに乗る役どころを演じた岩田は、障がいと正面から向き合う役は初めてだったそうで、苦労も多くあったという。「車イスでの日常生活はもちろん、競技バスケの車イスに慣れることから始めました。どこが不便なのか、いろいろ話を聞いたりしながら、経験するのとしないのでは全然違うなと実感しました」。撮影では車イスでのバスケシーンが特に過酷だったという岩田は「普段、体を鍛えているのに、使わない筋肉があちこち痛くなりました。腕と首の筋肉痛がすごかったです」と役作りに全力で打ち込んだエピソードを紹介した。(取材・文:名鹿祥史)

映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は10月5日公開

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