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松井玲奈が特撮にハマる理由!「仮面ライダービルド」劇場版で念願の初出演

『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』に出演した松井玲奈
『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』に出演した松井玲奈

 特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の集大成とも言うべき『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』(公開中)に、ゲスト出演した松井玲奈。夢だった「仮面ライダー」出演を遂げた松井が、特撮ヒーローにハマった理由と心を掴み続ける魅力を語った。

【写真】浴衣でイベントに登場した松井玲奈

 自他ともに認めるオタク気質。鉄道やゲームなど、興味は多岐にわたる松井だが、“特撮好き”としても知られている。そもそもは3つ年上の兄の影響で、小さな頃から「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」シリーズに親しんでいたそう。

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 「一番好きなのは『仮面ライダーカブト』(2006)。自我が芽生えて、物語をちゃんと理解できるようになってからの作品の方が心に残っています。ライダーはそれぞれ決め台詞があるなかで、『カブト』の『おばあちゃんが言っていた』ってセリフって特殊だと思うんですけど、その当時すごく胸に刺さって。今でもたまに真似して遊んだりするくらい、すごく好きです」

松井玲奈
念願だった特撮ヒーロー作品への出演を振り返った

 兄が特撮ヒーロー作品を卒業してからも、作品を観つづけたという。松井の心を惹きつける魅力とは何なのか。子供の頃は、単純に戦う姿に「かっこいい」と魅了され、兄と一緒に変身のポーズをしたり、バトルシーンの真似っこをしたりしたというが、徐々に変化があったという。

 「仮面ライダーとかスーパー戦隊に出る方達って若い方が比較的多いじゃないですか。最初はヒーローとして大丈夫かな? という気持ちで見ているのに、週を重ねるごとにヒーロー然としてきて、顔つきとか体の動きとか、すべてがちゃんと人を守っていくヒーローに成長していく。その過程を1年かけて見る楽しさがあり、最終回が近づくにつれて『やっとここまで来た』『終わっちゃうのが寂しい』という気持ちになれる。世のお母さんが好きになっちゃうのもすごくよくわかります」

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 そんな松井にとって念願の「仮面ライダー」出演作である『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』で演じたのは、若き女性知事・才賀涼香。その正体は地球を滅亡させることを目的に動く地球外生命体のブラッド族。愛と平和のために戦う主人公・桐生戦兎(犬飼貴丈)らと敵対するキャラクターだ。「正義サイドのキャラとして出てみたいという気持ちはもちろんあるんですけど、そちらだと仮面ライダーに『助けられたい願望』が強いです(笑)。逆に悪役として仮面ライダーたちと対等に戦える位置にいられるとは思ってもないことで嬉しかったです」と喜びを語るが、苦労もあったそう。

仮面ライダービルド
才賀涼香にふんした松井玲奈 - 劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 「悪役は初めてだったので、どうしたら悪く見えるんだろうと考えました。仮面ライダーたちを弄ぶようなシーンが多く、それをどう演じられるか。台詞回しや、視線とかで表現できたらいいなと思い、家でも鏡を見て研究しました。『色っぽい大人の女性でありながらも、かっこ良さがほしい』と言われていて、加えて『悪役だけどかっこよくて好きになっちゃうようなキャラであってほしい』というお話だったので、それを意識していました」

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 一方で、撮影現場では特撮ファンならではの楽しみもあった。一番テンションが上がったのは、戦兎が変身ベルトを着けているところを目にしたとき。変身シーンも生で見る機会があったといい、「リハーサルではフルボトル(変身アイテム)を普通にバンってベルトに入れていただけだったのに、本番ではくるって回して入れたんです。その瞬間に『あ、ヒーローだ!』と思いました」と目を輝かせる。

 また、松井自身もあこがれの変身シーンに挑戦した。「まさか変身できると思ってなかったので、自分のキャラクターが戦っているところや、変身シーンには感慨深いものがありましたね。『変身』という言葉はないのですが、ちゃんとフルボトルを持って変身させてもらいました。びっくりしましたし、うれしかったです」

 「ビルド」は近年の仮面ライダーシリーズと比べて、より大人も楽しめるストーリーが特徴と語っていた松井。テレビシリーズとともに劇場版でも物語はクライマックス。「映画版で明かされる、本編の裏を走っていたストーリーがたくさんあります。映画を観ていただくことで、本編をより深く知ってもらえ、最終回に向けてより熱を持って楽しんでもらえるんじゃないかなと思うので、新たな展開にワクワクしてもらえたら嬉しいです」と作品をアピールしていた。(編集部・小山美咲)

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