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橋本愛主演『ここは退屈迎えに来て』に渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央ら新キャスト

上段:渡辺大知、岸井ゆきの 下段:内田理央、柳ゆり菜、村上淳
上段:渡辺大知、岸井ゆきの 下段:内田理央、柳ゆり菜、村上淳 - (C) 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会

 橋本愛が主演を務める映画『ここは退屈迎えに来て』(10月19日公開)の新キャストが発表され、渡辺大知岸井ゆきの内田理央らが出演することが明らかになった。

抜群のスタイルで謎ポーズ!内田理央【写真】

 何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って地元の地方都市に戻ってきた27歳の“私”を橋本が演じる本作。新たな出演者として、“私”が再会する同級生の新保役を、ロックバンド黒猫チェルシーのボーカルで、映画『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』など俳優としても活躍する渡辺が務めることが決定。また、友人への嫉妬心を抱えながら恋愛話にふける山下南役を、『愛がなんだ』やNHK連続テレビ小説「まんぷく」の岸井、その南の親友で芸能界を諦めて出戻りした元モデルの森繁あかね役を、ドラマ「海月姫」「おっさんずラブ」に出演した内田が務めることも明らかになった。

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 さらに、“私”の友人のサツキを映画『純平、考え直せ』(9月22日公開)に出演する柳ゆり菜、仕事仲間のカメラマンを『パンク侍、斬られて候』でも存在感を発揮した村上淳が演じる。

 「R‐18文学賞」を受賞した山内マリコのデビュー小説を、『ママレード・ボーイ』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一監督が実写映画化する本作。今回発表された追加キャストのほか、橋本ふんする“私”の憧れの存在だった椎名くんを成田凌、その元恋人を門脇麦が演じる。ありふれた地方都市を舞台に、いつまでも続くような日常を生きる8人の女性たちのリアルな物語が展開していく。(編集部・大内啓輔)

追加キャストのコメントは以下の通り

■ 渡辺大知
脚本を読んだとき、自分の地元を思い出して胸が苦しくなりました。懐かしい日々がキラキラと輝いて見え、戻ってみたいと思った自分に切なくなりました。でも、今が不幸せなわけではない、と思いたい。撮影に打ち込み、この気持ちを昇華できた気がします。この映画は心にモヤモヤを抱えたまま大人になった、何者にもなれない人々の救いになると思います。

■ 岸井ゆきの
ふとやってくる退屈の中で思い出した青春が、ひとつのきっかけで再び交錯していきます。過去を探す人、乗り越えようとする人、忘れた人、そういう人たちの想いが重なった映画だと思います。

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■ 内田理央
田舎独特の閉鎖感、女の子のもつ空気感、ファミレスでの何気ない会話、誰もが経験した事あるようなそんな平坦な日常をリアルに感じていただきたいです。幸せとはなんのか、私自身も考えさせられました。

■ 柳ゆり菜
女の子という生き物は、10代の青春真っ只中でも、20代の拗らせ真っ只中でも変わらず何かを探していて、きっとどこかに行けると信じていることを実感しました。富山の澄んだ空気の中、閉塞感や心のヒリヒリとした痛みを感じながらサツキを演じました。刺激的なキャスト、スタッフ、廣木監督とこの作品に感謝しています。

■ 村上淳
廣木組という僕の中での“頂”。どういう導線を描くのか。そしてそれらすべてを、そして身体を投げうる覚悟はあるのか。あの独特の緊張感の中、ただ相手を反射するようにキャメラの前へ立てるのか。そして譲りたくないと強く思うハートに火がついているか。そんなことです。

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