ハン・ソロ映画 誇り高き毒舌ドロイドL3-37新ビジュアル
『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の冒険を描く新作映画『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』（6月29日公開）から、女性型の新ドロイドL3-37（エルスリー・スリーセブン）の姿を捉えたビジュアルが公開された。
L3-37は、ソロ（オールデン・エアエンライク）の悪友ランド・カルリジアン（ドナルド・グローヴァー）の相棒的存在で、ランドが所有する高速船ミレニアム・ファルコンの副操縦士。ドロイドであることに誇りをもっており、自分たちが所有物のように扱われると真っ向から反抗。思ったことを何でも口にする性格で、皮肉交じりのジョークを飛ばす毒舌家。持ち主であるランドとも、対等な立場で接する異色のドロイドだ。
毒舌だけでなく、操縦はもちろん、アクティブな動作で、戦いでも大活躍。公開されたビジュアルでは、ソロとランドを前に自信に満ちた様子でファルコンを操縦したり、戦いの場で猛々しく手を上げる姿が収められている。しかし、L3役のフィービー・ウォーラー＝ブリッジによると、彼女はもともと、R2-D2のような整備用ドロイドだったという。「L3-37は、別のドロイドを使って自分を作っていったっていう設定なの。そう聞くとちょっと怖いよね（笑）」。
劇中では、ランドとの夫婦漫才のような掛け合いも見どころ。フィービーは「ランドとL3-37はとても親密な関係よ。お互いを頼りにし合っているの。L3-37にとっては、初めてドロイドを人間と同じように扱ってくれる人だったんだと思う。だからお互いを尊敬し合っているのだけど、同時に何でも言い合えるからお互いイラつく存在でもあるのよ。ランドは調子が良くて人当りが良い性格だけど、L3-37はまっすぐで頑固な性格なの。お互い正反対だけど、最高のコンビだわ」とランドとの関係性を語っている。
本作のメガホンを取ったロン・ハワード監督も、L3-37について「彼女はドロイドだけど、自分なりの考えを持っていて、強い芯のある個性的なドロイドだよ。頭がよくて面白くて、誰もがL3-37を好きになると思う。本当に素晴らしいキャラクターなんだ」と語っている。ソロと彼の生涯の相棒チューバッカの出会いが描かれる本作だが、もうひとつのコンビの活躍にも期待ができそうだ。（編集部・入倉功一）
