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染谷将太、夏の函館で青春!佐藤泰志原作『きみの鳥はうたえる』公開決定

青春の儚さを感じる
青春の儚さを感じる - (C) HAKODATE CINEMA IRIS

 柄本佑染谷将太石橋静河ら若手実力派俳優が出演する映画『きみの鳥はうたえる』の全国公開日が9月1日に決定。あわせて3人が肩を寄せ合っているメインカットがお披露目された。

【画像】みずみずしい青春…『きみの鳥はうたえる』場面写真

 函館にある映画館「シネマアイリス」の開館20周年を記念して製作された同作は、夏の函館を舞台に若者3人の過ごす何気ない日常をみずみずしく描く青春映画。郊外の書店で働く“僕”と共に暮らす失業中の静雄、“僕”と同じ書店で働く佐知子の3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。しかし、微妙なバランスで保たれた幸福な日々は、常に終わりの予感をはらんでいて……。語り手の“僕”を柄本、静雄を染谷、佐知子を石橋という若手実力派俳優が演じ、渡辺真起子萩原聖人山本亜依らが脇を固める。

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 原作は、村上春樹中上健次らと並び評されながら41歳の若さで自ら命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志の芥川賞候補作。同作家の原作映画は『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』に続いて4作目となる。監督は、『Playback』がロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に出品された気鋭の三宅唱。原作を生かしながらも舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案した。三宅は「佐藤泰志が小説で描いた『生の輝き』を映画で表現しようというのがこの映画の挑戦でした」とコメント。

 撮影を振り返って、柄本は「本当に出来上がるのかな、と思うくらいの時間をかけて出来上がりました。『僕』という役が決まってから監督と過ごした濃密な時間が映っています……」、染谷は「我々が肌で感じた心地の良いある種のエモい青春を、三宅監督は1番いい形で映画にして閉じ込めてくれました」、石橋は「函館での撮影はとても濃厚で、贅沢な時間でした。三宅監督が大きな器になり、その中で自由に泳がせてもらったような感覚です」と感慨深げにコメントしている。(編集部・大内啓輔)

映画『きみの鳥はうたえる』は9月1日より公開 8月25日よりシネマアイリス(函館)で先行公開

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