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自業自得なのになぜ…「きみ棲み」向井理のドSキャラに同情の声殺到

悪役で一層美貌が光る向井理(写真は1月イベントで撮影)
悪役で一層美貌が光る向井理(写真は1月イベントで撮影)

 13日、放送された天堂きりん原作の連続ドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系・毎週火曜夜10時~)第9話で、これまでヒロイン・今日子(吉岡里帆)ら周囲の人間を操ってきたドS男・星名(向井理)が一転して追い詰められる側となり、意外にもネット上では驚くほどの同情票が集まっている。

【写真】「きみ棲み」キャスト集合写真

 大学時代から飴と鞭で今日子(通称:キョドコ)を依存するように仕向け、いたぶり続けてきたイケメンエリート・星名。一時的に交際するも用が済むとあっさり捨てた今日子の同僚・飯田(石橋杏奈)を含め、これまで自分の目的を達成するためにさまざまな人間の運命を狂わせてきた星名だが、第9話ではとある人物から社内に星名が行ってきた言動を告発する怪文書が送られ、立場は一気に危うくなる。

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 少年時代からの悪友・牧村(山岸門人)さえも牙をむき、星名は孤立無援に。これまで彼が行ってきた極悪非道の数々を思い返してみると「自業自得」なのだが、途中明かされた星名の少年時代の壮絶な過去に同情が集まったのか、寄せられているのは星名を擁護する声ばかり。

 「このままだと、星名さんが可哀想すぎる」「星名さんほっとけない」「7話まで星名さんはイライラさるキャラだったけど8話見て可愛そうと思って涙目になった」など星名の身を案じる声のほか、「星名さん救ってあげて、星名さんと本当にしあわせになってほしいです」「改心してキョドコと幸せになってほしい」など今日子と結ばれることを願う声が多数。

 今日子が星名とは対照的な心優しい編集者・吉崎(桐谷健太)とゴールインすることを願う声もみられるものの、女性は男性の脆さに弱いようで、これまで残酷だった星名の現在の悲壮な姿とのギャップがウケているのかもしれない。

 20日にはいよいよ最終回を迎えるが、今日子は星名と吉崎、どちらを選ぶのか。星名と吉崎、2人の男性を通して自分の意志で戦うたくましい女性へと成長しつつあるヒロインにとって何が幸福なのか? “究極の選択”を見守りたい。(編集部・石井百合子)

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