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藤木直人、ディズニー/ピクサー新曲生演奏で指プルプル!

ギター生演奏中の藤木直人
ギター生演奏中の藤木直人

 ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』来日イベントが21日に都内で行われ、リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督が登壇し、本作に込めた思いや制作秘話を明かした。イベントには、日本語吹替え版声優の石橋陽彩(ミゲル役)、藤木直人(ヘクター役)、松雪泰子(イメルダ役)も登場し、石橋が藤木のギター生演奏にのせて主題歌を歌い上げる一幕もあった。

映画『リメンバー・ミー』日本版予告編

 本作は、陽気でカラフルな死者の国に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが、ガイコツのヘクターの助けを借りて、家族の元へ戻るための大冒険を描いた物語。“家族”をテーマにした本作は、国や文化を超えて、世界中で大ヒットしており、アニメーション界のアカデミー賞と呼ばれる「第45回アニー賞」では最多11部門、「第75回ゴールデン・グローブ賞」では作品賞(アニメーション部門)を受賞、「第90回アカデミー賞」では長編アニメーション賞と主題歌賞にWノミネートされ、受賞最有力候補と期待されている。

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画像テキスト
(左から)松雪、モリーナ共同監督、アンクリッチ監督、石橋、藤木

 ヒットの要因について、モリーナ監督は「制作している時にアーティスト(スタッフ)たちのバックグラウンドはそれぞれ違うけど、祖先と繋がっていることや、大切な人が亡くなっても、その人を忘れない責務に対する共感ぶりを見て、この作品で訴えかけていることは普遍的だと感じたんだ。だから、そういうスタジオ内での反応が世界中に反映されているんだろう」と分析。アンクリッチ監督はその言葉にうなずきながら、「僕たちは美しくシンプルな物語を綴ることに一生懸命だったから、観客にどう響くかとか、受賞するとかいうことは全く考えていなかったけど、こうやって温かく受け入れてくれたことには深く感謝しています」と喜んだ。

 さらに、過去にも『トイ・ストーリー3』でアカデミー賞 長編アニメーション賞を受賞しているアンクリッチ監督は「前回受賞した時は最高の気分で、人生でこういうことは2度も起きないと思っていたから、再びノミネートされたことは想像を超える出来事だし、すでに(本作で)受賞している賞は、何年間も本作に関わってくれた何百人もの人々のためと思うと本当に嬉しい」とコメント。しかし、再度の受賞の自信を尋ねられると、「一番大事なことは作品を完成させて届けたこと。受賞することよりも、今地上に存在しない子供たちのために、後世に残る作品になれば」と心を込めた。

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 また、モリーナ監督は物語のキーとなる主題歌「リメンバー・ミー」について、「忘れないことの大切さというテーマは持ちつつも、同じメロディーと歌詞でも、歌う人や場所、誰に捧げているかによって意味が全く違ってくる歌にしてほしい」と、映画『アナと雪の女王』の大ヒットソング「レット・イット・ゴー」などを手掛けたクリステン・アンダーソン=ロペスロバート・ロペス夫妻に「大きなチャレンジを課した」と説明。そして仕上がった本楽曲は、「何百回も聞いているけど、毎回、最初に聞いた時に感じた美しさがを心に響くんだ」と感動の面持ちで語った。

 そんな名曲を、藤木のギター演奏に合わせて、石橋は劇中同様の伸びやかな歌声で披露。石橋は「とても緊張したけど、憧れの藤木さんと一緒に演奏できてすごくうれしいです」と笑顔。藤木も「緊張しました。指、プルップルしてました」とはにかみながらも、子供ながらに堂々とした態度や、普段から歌の練習に励んでいる石橋を「アスリート」と評し、「陽彩くんの歌は金メダルです」と称えていた。(取材:錦怜那)

映画『リメンバー・ミー』は3月16日より全国公開

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