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「X-ファイル」俳優、ミュージシャン活動も意欲的

ミュージシャンモード(?)のデヴィッド・ドゥカヴニー
ミュージシャンモード(?)のデヴィッド・ドゥカヴニー

 テレビシリーズ「X-ファイル」でおなじみの俳優デヴィッド・ドゥカヴニーが、自身のセカンドアルバム「Every Third Thought」について、1月29日(現地時間)、AOL開催イベントで語った。

【写真】でたっ!女装捜査官デニスのドゥカヴニー

 2月9日にリリースされる「Every Third Thought」には全12曲が収録、デヴィッドにとって「Hell or Highwater」に続く、2作目のアルバムとなる。同アルバムは、前作に比べよりロック調の作品に仕上がっている。

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 音楽を始めたきっかけは育児から手が離れたことだというデヴィッド。「子供たちが学校に行っている間にオフの時間ができるようになったんだ。僕はずっと音楽が好きで、楽器を演奏できるようになりたかったんだ。それに父親として子供に何か下手なところを見せることは、(教育にも)良いアイデアだと思ったんだよ。子供だけでなく、誰もがさまざまなことで葛藤し、乗り越えようとするが、言葉でそれを伝えるのは簡単だからね。あえて子供の前でギターを演奏してみせているというわけさ。今では、彼らの方が僕よりもギターがうまいくらいだよ」と語った。実際には、バンドとしてライブでパフォーマンスをしなければいけないため、デヴィッド自身は当初は歌に専念していたそうだ。

 レコーディングは1年前に行われたそうだが、「1作目の『Hell or Highwater』のレコーディングを終えて、しばらくたってからやり始めたから、約2、3年間このアルバムの楽曲に時間を割いていたと思うよ」とデヴィッド。当初は自身がデモテープを作り、バンドメンバーと共に仕上げていったらしいが、「今作では、よりコラボによって楽曲を作り上げていった感じだね。中にはバンドメンバーが手掛けた古い楽曲も含まれているよ」と明かした。バンドメンバーが作詞・作曲したものをメールで転送し合って確認しながら、制作を進めたそうだ。

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 自身が手がける楽曲のテーマについては、「全ては僕の中から生まれたものだから、僕が関心を持っているものであることは確かだけど、僕自身は何を食べたか、何を買ったか、どんな靴を履いているか、誰を愛しているかなど告白するような作詞には興味がないんだ。でも、とてもパーソナルで、普遍的な要素もあって、最終的には誰もが共感できるような楽曲を書きたいとは思っているね」と話し、さらなるアルバム制作への意欲も見せた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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