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巨匠ベルイマン監督のドキュメンタリー!北米配給会社が決定

イングマール・ベルイマン監督
イングマール・ベルイマン監督 - Li Erben / Sygma via Getty Images

 スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督を題材にしたドキュメンタリー映画『イングマール・ベルイマン -レガシー・オブ・ア・ディファイニング・ジニアス(原題) / Ingmar Bergman -Legacy Of A Defining Genius』の北米配給権をオシロスコープが獲得した。同社の公式サイトで明らかになった。

ベルイマン監督作『第七の封印』フォトギャラリー

 ベルイマン監督とコラボした身近な俳優やスタッフなどへのインタビューや、彼が後世のフィルムメイカーたちに与えた影響を描いた作品で、ベルイマン監督の家族や遺産管理団体からのサポートを得て製作。映画『ローザ・ルクセンブルグ』『三人姉妹』などのマルガレーテ・フォン・トロッタと『フォビドゥン・フィルムズ(英題) / Forbidden Films』のフェリックス・モエラーが共同で監督を務めている。

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 ベルイマン監督は1918年にストックホルム近郊にあるウプサラで、牧師の子として生まれた。1945年の映画『危機』で映画監督としてデビューし、『不良少女モニカ』がヨーロッパで評価された。1950年代後半には、『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』などで世界的な地位を確立。1960年代には神の三部作といわれる『鏡の中にある如く』『冬の光』『沈黙』を手掛ける。

 1982年の5時間の大作『ファニーとアレクサンデル』で監督業を引退し、その後は舞台などに専念していた。2007年に89歳で亡くなっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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