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『ブレードランナー 2049』が首位デビュー!

全米ボックスオフィス考

日本での公開は10月27日から - 『ブレードランナー 2049』より
日本での公開は10月27日から - 『ブレードランナー 2049』より

 先週末(10月6日~10月8日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『ブレードランナー 2049』が興行収入3275万3,122ドル(約36億284万3,420円)で首位デビューを飾った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【動画】『ブレードランナー』の世界がよみがえる…

 SF映画の金字塔とされる傑作の続編が、ついにアメリカで初日を迎えた。3日間で興収36億円を突破して見事1位に輝いたのだが、2017年公開作品の目玉といっていいほどファンに注目され、製作費1億5,000万ドル(約165億円)とも伝えられる作品としてはやや物足りない成績。「『ブレードランナー 2049』がコケた!」と報じた海外メディアも複数あった。

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 そんな中で映画サイトIndiewireは「『ブレードランナー 2049』はブロックバスター映画にはなれないかもしれない」としつつ、「もっとクールな作品になれる。それはカルト的人気の作品だ」という記事を掲載。まさにカルト的人気を誇っている前作を引き合いに出しつつ、続編の芳しくない数字は必ずしも失敗を意味しないとしている。

 『ブレードランナー 2049』以外の新作としてはイドリス・エルバケイト・ウィンスレットが共演したサバイバルロマンス映画『ザ・マウンテン・ビトウィーン・アス(原題) / The Mountain Between Us』が興収1,055万1,336ドル(約11億6,064万6,960円)で2位に初登場。テレビアニメ「マイリトルポニー」の劇場版『マイ・リトル・ポニー:ザ・ムービー(原題) / My Little Pony:The Movie』は興収888万5,899ドル(約9億7,744万8,890円)で4位に入った。

 また、先週まで2週連続で首位を獲得していた人気スパイアクションの続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が公開3週目にして興収867万5,412ドル(約9億5,429万5,320円)で5位にランクダウンする一方で、公開5週目の恐怖のピエロ映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は興収997万2,002ドル(約10億9,692万220円)で3位。全米での累計興収は8日時点で3億525万480ドル(約335億7,755万2,800円)にまで達している。

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 今週末は、犯人を突きとめるまで自分が殺される誕生日を何度も繰り返すミステリースリラー映画『ハッピー・デス・デイ(原題) / Happy Death Day』、作家スティーヴン・レザーの小説「チャイナマン」をジャッキー・チェン主演で映画化した『ザ・フォーリナー(原題) / The Foreigner』などが公開される。(編集部・海江田宗)

10月6日~10月8日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ブレードランナー 2049』
2(初)『ザ・マウンテン・ビトウィーン・アス(原題) / The Mountain Between Us』
3(2)『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
4(初)『マイ・リトル・ポニー:ザ・ムービー(原題) / My Little Pony:The Movie』
5(1)『キングスマン:ゴールデン・サークル』
6(3)『バリー・シール/アメリカをはめた男
7(4)『レゴ (R) ニンジャゴー ザ・ムービー
8(11)『ヴィクトリア・アンド・アブドゥル(原題) / Victoria and Abdul』
9(5)『フラットライナーズ(原題) / Flatliners』
10(6)『バトル・オブ・ザ・セクセス(原題) / Battle of the Sexes』

『ブレードランナー 2049』新予告!新たな登場人物にも迫る! » 動画の詳細
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