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『悪魔のいけにえ』トビー・フーパー監督、74歳で死去…ホラー界から追悼コメント続々

ご冥福をお祈りします - トビー・フーパー監督(写真は2006年撮影)
ご冥福をお祈りします - トビー・フーパー監督(写真は2006年撮影) - Michael Buckner / Getty Images

 映画『悪魔のいけにえ』や『ポルターガイスト』で知られるトビー・フーパー監督(74)が現地時間26日、カリフォルニア州シャーマンオークスにある家で亡くなった。自然死だったという。アメリカの各メディアが報じた。

怖すぎ…『悪魔のいけにえ』場面写真

 1943年にテキサスで生まれたフーパー監督。そのテキサスを舞台に、人の顔の皮をかぶってチェーンソーを振りかざす殺人鬼レザーフェイスによる殺戮を活写した『悪魔のいけにえ』で、長編2作目にして一躍スターダムに。現在でも“最も恐ろしいホラー映画”の一つに数えられる同作は、描写の芸術性が認められてマスターフィルムがニューヨーク近代美術館に永久保存されている。続編シリーズやリメイク版も製作されており、レザーフェイスがいかにして誕生したかを描く新作『レザーフェイス(原題) / Leatherface』も秋に米公開予定(メガホンを取ったのは『屋敷女』などで知られるフランス人監督コンビ、ジュリアン・モーリーアレクサンドル・バスティロ)。

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 フーパー監督は『悪魔のいけにえ2』で再びメガホンを取ったほか、『ポルターガイスト』『ファンハウス/惨劇の館』『スペースバンパイア』をはじめとしたホラー映画の数々を監督。スティーヴン・キングの小説をミニシリーズ化した「死霊伝説」も“テレビ放送された最も恐ろしいホラー作品”の一つとの呼び声高い。先月には『ゾンビ』などのジョージ・A・ロメロ監督が77歳で亡くなっており、ホラー界の巨匠が続けてこの世を去った。

 モダンホラー小説の巨匠スティーヴン・キングや『ハロウィン』のジョン・カーペンター監督、『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督、『ホステル』のイーライ・ロス監督、『ソウ』のジェームズ・ワン監督、『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督などが、それぞれにフーパー監督の死を惜しみ、追悼のメッセージをつぶやいている。(編集部・市川遥)

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